2018.05.07

9割が知らない薬剤師派遣のメリット|最大限活用する方法も紹介

皆さんは、「派遣薬剤師」というとどのようなイメージを持ちますか?

「派遣薬剤師は高時給で働くことができる」というのはよく知られた話ですが、実は派遣で働くメリットは他にもたくさんあるんです。今回は、そんなあまり知られていない派遣薬剤師のメリットをすべてご紹介しますので、今まで「自分には合わない」「興味がない」と思っていた人も必見です

この記事に書いてあること

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薬剤師派遣のメリット5選

  • 高時給で働ける
  • 時間と勤務地の融通が利く
  • 福利厚生が充実している
  • いろいろな職場を経験することでスキルアップできる
  • 紹介予定派遣という働き方ができる

派遣薬剤師は高時給で働ける

派遣薬剤師のメリットとして一番有名なのは、「高時給で働ける」ということです。実際にどれくらい違うのか、パートと比較してみましょう。

地域差などもありますが、一般的な派遣薬剤師の時給相場は2,600~3,000円と言われています。これに対して、パートで働いた場合の時給相場は2,300~2,600円となっていて、300~400円の違いになります。時給で見ると「そこまで変わらないのでは?」と感じるかもしれませんが、この時給で週5日、フルタイムで1年働いたとすると、派遣薬剤師とパート薬剤師では年間で60~80万円近い差になります。同じ職場で働いていても、派遣とパートではこれだけ違いが出てくるんですね。

ではなぜこれだけ高い時給で働くことができるのか。理由の一つは、派遣薬剤師は即戦力として働くことを期待されているからです。企業側が派遣薬剤師を欲しい時というのは、忙しくて人手が足りない時や欠員が出て人員を補充しなければならない時など、すぐに働ける一人前として期待されているケースがほとんどです。「次の薬剤師を雇うまで、多少高くても派遣薬剤師で穴埋めをしたい」と考えているんです。

欲しい時に雇用することができる、使い勝手のいい存在として、企業側にもメリットのある働き方なんですね。

これだけ時給が高ければ、扶養内で働こうと思えばより少ない時間働くだけで済みますし、フルタイムでがっつり稼ぐということもできます。派遣薬剤師は賞与がないので正社員とは異なりますが、場合によってはそこで働く正社員より高い年収になることも可能です。

派遣薬剤師は時間と勤務地の融通が利く

時間や勤務地の融通が利くというのも、派遣薬剤師の魅力です。

派遣薬剤師は、求人を探してもらう際に希望の勤務時間、勤務地を伝えることでそれに合った求人を探してもらうことができます。基本的にどのような働き方でも可能で、例えば「週3日、1日4時間だけ働きたい」といった要望でも、求人が見つかるケースは多いです。

そうすると子育て中のママでも、負担が少なく残りの時間を家事や子育てに充てることも可能になりますよね。

また、派遣では残業をすることがほとんどありません。契約の際に勤務時間が決まっているので、その時間を超えて残業することはまずありません。仮に残業をさせられたとしても、派遣薬剤師は残業した分しっかり時給が発生しています。これは派遣薬剤師が派遣先の薬局ではなく、派遣会社と契約をしているからで、正社員のようにサービス残業となることはありません。逆に言えば、派遣薬剤師を残業させたらその分コストがかかってしまうので、企業側はなるべく残業させたくないと考えています。それでもどうしても残業をせざるをえなかったり、残業を強いられるような職場で負担を感じるようであれば、派遣会社に相談すれば職場を変えてもらうこともできますので大丈夫です。

勤務地選びも、派遣で働く上では重要です。特に子育て中のママさんなどは、できるだけ自宅に近い職場で働きたい、と考えていると思います。「そんなに都合よく自宅の近くに求人があるの?」と思われるかもしれませんが、意外と派遣の求人は全国各地に数多くありますので、全く薬局がないような僻地でない限り、希望する地域で求人を見つけられる可能性は高いです。

また、地方の交通の便が悪い地域では、薬剤師が不足していますので派遣薬剤師の時給は他の地域よりも高くなっています。ですので、逆に全く勤務地にこだわりがない方、独身でお金さえ稼げればどこでもいいという方には、地方で高い時給をもらうという働き方も可能です。

薬剤師派遣は福利厚生が充実している

「派遣薬剤師の時給が高いのは知っているけれど、福利厚生はどうなの?あまりいいイメージがないから不安…」と考えている方は少なくありません。これは薬剤師に限らず派遣=福利厚生が整っていないというイメージが先行してしまっているためです。

しかし、実際には派遣薬剤師の福利厚生は正社員並みに充実していますので、不安に感じる必要はありません。先ほどお伝えしたように、派遣薬剤師は正社員やパートとは雇用契約を結ぶ先が異なっています。正社員やパートが勤務する薬局と直接雇用契約を結んでいるのに対し、派遣薬剤師は派遣会社と雇用契約を結んでいます。そのため、福利厚生に関しても、派遣先の薬局ではなく、派遣会社のものが適用されることになります。

「派遣会社の福利厚生」といってもあまりイメージが湧かないかもしれませんが、最近はどの派遣会社も福利厚生には力を入れていて、基本的なところはもちろん、他社と差別化するためにその派遣会社独自の福利厚生を持っている会社もあります。派遣会社で受けられる福利厚生には、以下のようなものがあります。

  • 各種保険(社会保険、雇用保険、労災保険)
  • 薬剤師賠償責任保険
  • 健康診断とインフルエンザ予防接種
  • 有給休暇
  • 産前産後休暇・育児休暇・介護休暇
  • 提携施設の優待

このように、派遣薬剤師であっても正社員と変わらない福利厚生を受けることができます。中には個人薬局などで福利厚生が整っていない企業もありますので、正社員よりも良い待遇を受けられるケースもあります。

いろいろな職場を経験することでスキルアップできる

派遣薬剤師は、数か月ごとに職場を変えて働くことになります。当然、職場により働き方は全く異なりますので、様々な経験をすることができます。例えば内科、小児科など門前の病院の診療科によって扱う薬は大きく異なりますし、総合病院の門前薬局では全ての診療科について総合的な知識が求められることになります。

また、職場の薬剤師の数によっても仕事内容は変わります。人数の多いところでは派遣は投薬業務だけになる可能性が高いですが、少人数の職場では調剤やその他の業務もすることになるかもしれません。どの職場でもある程度の知識を持った即戦力としてみなされることが多いので初めのうちは大変かもしれませんが、働くうちに臨機応変な対応力を身に着けることができるようになります

パートでは基本的に一つの職場に固定となりますし、正社員でも経験を積めば管理薬剤師などの責任ある立場になるため、様々な職場でスキルアップしたいと考えるなら、派遣薬剤師で働くのが一番かもしれません。

また、未経験の職場、診療科目の場合は、派遣会社の研修制度を利用するのも有効な方法です。派遣会社の中には、e-ラーニングなどで働きながらでもスキルアップできる体制が整っている会社があります。教育体制の充実度は派遣会社により異なるので、研修制度を利用したいなら契約段階で派遣会社を選定する必要がありますが、サポート体制がしっかりしている派遣会社を選んだ方が働く上でも安心ですよね。

紹介予定派遣という働き方ができる

派遣の中には、少し変わった働き方で紹介予定派遣というものがあります。
紹介予定派遣とは、「派遣先に直接雇用されることを前提とした派遣契約である。一定期間派遣として勤務し、派遣期間終了時に勤務先と薬剤師が合意した場合、正社員として働くことができる。」というものです。

これは、ずっと派遣として働きたいという方ではなく、いずれ正社員として働きたいと考えている方向けの働き方と言えます。

具体的には、以下のような方にオススメです。

ブランクがあるため、いきなり正社員で働くのは不安に思っている

薬剤師は女性が多い職業で、出産や育児でブランクの空いてしまった方は多くいらっしゃいます。育児が落ち着いて、さあ復帰しようと思っても、ブランクが空いてしまうと仕事に対する不安の方が大きくなってしまうものです。「いきなりフルタイムで働くのは大変だから少しずつ慣らしていきたい」「知識やスキルを再取得するための準備期間が欲しい」と考えている方には、派遣として働いて正社員にステップアップできる紹介予定派遣はオススメです。

職場の雰囲気を見てから決めたい

薬剤師は、職場の人間関係で転職するケースが少なくありません。それは、薬局という狭い職場、狭い人間関係で常に仕事をしなければならないため、自分に合わない人がいた場合に逃げ場所がなくなってしまうからです。特に管理薬剤師など上の立場の人とそりが合わないと、どこにも相談もできず自分が辞めざるを得ない、となってしまう可能性もあります。辞めてしまうとまた転職活動をするのも労力がかかりますし、また次の職場でも人間関係で悩まされるのでは、という不安も付きますので、できるだけ職場の雰囲気が良い、自分に合った職場を選ぶというのは仕事を続けるうえで大切なことです。

そのため、事前に職場の雰囲気を知るというのは非常に重要です。しかし、どれだけ事前情報をもらったとしても、自分に合っているかは実際に働いてみなければわからないことの方が多いものです。そのような方には、紹介予定派遣でまず派遣として働いてみることをオススメします。派遣なので、もし自分に合わないと感じれば正社員にならずに、次の派遣先を選べばよいので、負担も少なくて済みます。

薬剤師派遣メリットを最大限活用するためには派遣会社選びが重要

ここまで派遣薬剤師のメリットについて説明をしてきましたが、あることをしっかりしなければこれらのメリットを享受できない可能性がありますので注意が必要です。
それは、派遣会社選びです。

「派遣会社はよくわからないし、どこでも同じでしょ」と考えて、目についた派遣会社に登録していませんか?実は、派遣会社によって特徴が異なりますので、自分の働き方に合わせて派遣会社を選ばないと、思わぬ損をしてしまうことがあります。

中には「紹介予定派遣の求人を扱っていない」「高時給求人の数が少ない」といった派遣会社もあります。派遣会社選びを間違えたために良い求人に巡り合えなかった、ということのないように、しっかり調べておきましょう。

とは言っても、初めから一つの派遣会社に絞る必要はありません。派遣先が決まって契約する段階になると当然1社に絞らなければなりませんが、それまでは何社に登録しても構いません。無料で登録して利用することができますので、いくつかの派遣会社に登録して、それぞれから自分に合った求人を探してもらいましょう。

派遣会社一覧を知りたい方は薬剤師の派遣会社を12社徹底比較!2019年版おすすめランキングの記事をご覧ください。