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薬剤師の転職成功に欠かせない秘訣|転職サイト選びのポイントも紹介

薬剤師転職を成功させるコツ

「今の職場を辞めたい...」「転職時に気を付けるべきポイントは?」
転職を失敗させないためには、転職サイトの特徴を押さえて、自分の転職スタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。

この記事では、薬剤師や転職エージェントへの取材を通じて見えてきた「転職成功への秘訣」を惜しみなく紹介しています。

特に転職サイト選びの3つのポイントは必見です。

  • 求人数
    →求人数が多ければ、それだけ希望の求人が見つかりやすくなる。
  • 対応の特徴
    →丁寧な相談に強みがあるサイトや、対応速度に定評があるサイトでも差がある。
  • 条件交渉
    →給与や待遇の条件交渉に強みを持っているエージェントも。
おすすめの転職サイト 求人数 特徴 条件交渉力
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師
60,772 丁寧重視
  • 履歴書の添削や面接同行・給与交渉などのトータルサポートに自信
  • 圧倒的な求人数を保有しているため、「駅チカ」「残業なし」などさまざまな要望に対応可能
  • 全国15か所に支店があり地方でも対面面談を実施

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ファルマスタッフファルマスタッフ 54,151 丁寧重視
  • 年収600万円・時給4,000円以上の高収入求人が毎日更新
  • 日本調剤グループのノウハウを生かした教育・研修制度が充実
  • 派遣求人数が5,000件以上でトップクラス

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薬キャリエージェント薬キャリ 13,241 早さ重視
  • 即日最大10件の求人を紹介
  • コンサルタントと電話で話すだけのスムーズな転職活動が可能
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※2020年3月時点ココファーマ調べ

※薬キャリの求人数は求人サイト「薬キャリ」ではなく、エージェントサービス「薬キャリエージェント」の求人数を算出しています。
※求人数に派遣求人は含めていません。

この記事に書いてあること

1.薬剤師が転職する理由って?200人アンケートの結果は

薬剤師の転職理由

そもそも薬剤師は、どんな理由で転職を決意するのでしょうか。薬剤師専門調査を行なう『ネグジット総研』にデータ収集を依頼し、薬剤師200人の声を集めてみました。気になる結果は以下の通りです。

薬剤師の転職理由トップ5
(n=200 ネグジット総研調べ・複数選択方式)

  • 環境・生活の変化(50%)
  • 待遇への不満(47%)
  • 人間関係(29.5%)
  • 会社の将来への不安(22%)
  • スキルアップできない(19%)

転職を考えている薬剤師なら共感できる結果ではないでしょうか?

1位の「環境・生活の変化」は結婚・出産や夫の転勤などで仕方がありませんが、2位の「待遇への不満」には注目したいところです。年収や労働時間などに納得できない薬剤師が2人に1人ほどいるのです。

3位に「人間関係」がランクインしているのも興味深い結果といえますね。

当サイトが行なった薬剤師へのインタビューでも、「もうこれ以上残業が続くのは嫌だ」「この上司とはもう仕事できない」という生々しい不満がたくさん聞かれました。

やはり薬剤師はストレスの溜まる仕事のようです。転職を考えるのは自然なことだといえますね。

2.転職に失敗してしまう薬剤師は意外と多い?

転職は、今よりも「満足・納得できる状態」の職場に移るのが目標のはず。

しかし、実際に転職をした薬剤師に転職の満足度を聞いてみると…意外な結果になりました。


薬剤師の転職満足度

転職した薬剤師の52.3%、つまり半分以上が不満を抱えていることがわかりました。不満があるということは、つまり「転職に失敗してしまった状態」といえるでしょう。

転職がしやすいといわれる薬剤師ですが、それが逆に転職失敗を招いているのかもしれません

転職に失敗した薬剤師の「リアルな不満の声」を紹介します。

女性のアイコン30代女性

【転職体験談】夫の転勤を機に転職

夫の転勤がきっかけで転職しました。子供が小さいので時短勤務できる職場を探していたところ、知人の紹介で総合病院門前の調剤薬局が見つかりました。

面接では「忙しいときは忙しいけど、暇なときは早めに帰れるよ」と言われていました。転職は2回目で慣れていたし、早く働きたかったこともあり、他の職場はあまり見ずにすぐ転職しました。
しかし実際に働いてみると一日の処方枚数は一人40枚を超えている上、変形労働制になっていて、長く働いても給料は同じです。

暇なことなどほとんどなく、時短勤務をしてもその分長く働かなければならないため、転職したことを後悔しています。転職前に職場についてもっと調べれば良かったです。

「こんなはずじゃなかった…」「これなら前の職場の方がまだマシ!」なんて後悔は絶対に嫌ですよね?

次に、転職で上手くいった方の体験談も見てみましょう。

女性のアイコン30代女性

【転職体験談】パワハラに絶えられなくなり転職

仕事が非常に忙しい上、パワハラをきっかけに体調を崩してしまい、転職を考えるようになりました。

人間関係を第一に改善したかったので、職場の雰囲気をより詳しく教えてくれそうな対面面談サポートがある転職サイトに登録しました。
担当のエージェントは職場の内情に非常に詳しく、自分が勤めていた薬局は勤怠の制度や監査の仕方などの細かいルールが多く、評判が悪かったことまで教えてくれました。

雰囲気がいいという個人調剤薬局に転職をしたのですが、薬剤師の人数が少なくアットホームな雰囲気で働くことができています。給与も希望条件を満たしていたのでとても満足しています。

この方の場合、転職エージェントを活用して理想の職場を探すことができました。

次の項目では、失敗を避けるための方法を手厚く紹介していきます。

3.薬剤師の転職成功には転職サイトの「選び方」が重要

Aサイト or Bサイト

今では、転職サイトを活用して転職エージェント(コンサルタント)に転職をサポートしてもらうのが当たり前になりました。

実際、転職エージェントは質の高い求人を紹介してくれますし、キャリア相談などにも対応してくれる頼もしい存在です。

一方で注意したいのは「転職サイトの選び方」です。

「転職サイトはどれも同じ」と思っていませんか?それは大きな間違いで、それぞれ強みや特徴が大きく異なり、選び方を間違えると、希望に合わない職場を紹介されるなど、転職失敗の引き金になってしまいます。

「正しい転職サイト選び」は転職活動の土台になる大事なポイントなので以下のポイントで転職サイトを比較しましょう。

希望通りの職場に巡り会うための第一歩です!

【転職サイト選びの3つのポイント】

  • 求人数
    →求人数が多ければ、それだけ希望の求人が見つかりやすくなる。
  • 対応の特徴
    →丁寧な相談に強みがあるサイトや、対応速度に定評があるサイトでも差がある。
  • 条件交渉
    →給与や待遇の条件交渉に強みを持っているエージェントも。
おすすめの転職サイト 求人数 特徴 条件交渉力
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師
60,772 丁寧重視
  • 履歴書の添削や面接同行・給与交渉などのトータルサポートに自信
  • 圧倒的な求人数を保有しているため、「駅チカ」「残業なし」などさまざまな要望に対応可能
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※薬キャリの求人数は求人サイト「薬キャリ」ではなく、エージェントサービス「薬キャリエージェント」の求人数を算出しています。
※求人数に派遣求人は含めていません。

4.転職サイトをフル活用するためのポイント2つ

自分に合った転職サイトに登録したからといって「よし、これで転職はバッチリ!」と安心してはいけません。以下2つのポイントを実行してみましょう。

転職エージェントの良し悪しを見極める

転職サイトに登録したからといって必ず転職が成功するわけではありません。なぜならエージェント個人によって能力や考え方に差があるからです。

最も多いパターンは求職者に向き合わず、顧客である企業側ばかりを気にしているエージェントです。

そういったエージェントは、企業からの要望に応えるため「この薬局はあなたにピッタリです!」などと強引に転職させようとしてくるでしょう。

本当に求職者の将来を考え、有意義な情報提供やアドバイスをしてくれているか感じ取ってください。

単なる情報提供者ではなく、人生の応援者になってくれるかどうか…。そんなエージェントと出会えたら、転職成功の可能性は一気に高まるでしょう。

転職サイトは複数登録がおすすめ

登録するサイトを1社に絞る必要はありません。求人の選択肢を少しでも多く確保するために複数登録をおすすめします。

さらに、上で紹介した通りエージェントに能力の差があるのは事実ですから、複数登録をすることで優秀で相性も良いエージェントに巡り会う可能性を高められます。

もしエージェントが「よそとは付き合わないでくれ」と懇願してきたなら、保有している求人案件や能力に自信がないのでしょう。そんなエージェントとは付き合わない方が良いです。

5.見落とし注意!求人情報を見る時に気をつけたいポイント

転職サイトを活用した転職活動はもちろん、ハローワークや求人チラシで仕事を探すとしても、企業が出している「求人情報」は必ず目にすることになります。

その際に必ずチェックしたいポイントや、見落としがちなポイントを詳しく紹介します。

自分の年収相場を把握しておく

求人情報の年収欄を見ると「400万円〜600万円」など幅を持たせてあるケースが多いはず。これだけ幅があると、実際の年収額はイメージしにくいですよね。

実際は、よほどの経験や能力がない限り上限の年収をもらえることはなく、下限に近い年収で設定されるケースが多いと考えましょう。

ただし経験・能力が申し分なく、企業側が「どうしてもこの人が欲しい!」と判断したなら上限額の年収も可能です

以下の表で、おおよその年収相場を把握しておき、自分がどれくらいもらえるかを事前に把握しましょう。これらの範囲内であれば許容平均的な額といえるはずです。

【年齢・職場別】薬剤師の平均年収

職種 20代 30代 40代 50代
調剤薬局 450~500万 500~650万 600~750万 600~800万
ドラッグストア 480~600万 500~650万 550~800万 550~700万
病院 380~450万 450~550万 550~600万 550~700万
CRC・CRA 500~550万 550~600万 580~700万 680~800万
品質管理 480~500万 500~580万 550~700万 680~750万
薬事・学術 400~500万 480~550万 550~700万 680~800万
MR 500~700万 680~800万 700~1,000万 700~1,000万
研究開発 500~550万 550~650万 600~700万 700~1,000万
※当サイトがエージェントへのヒアリングにより調査

要注意求人を見極める

あまりにも条件が良い求人を目にすると「何か裏があるんじゃないか?」と警戒してしまいますよね。

残念ながら要注意求人が含まれているのも事実ですが、きちんとしたクリーンな会社も当然存在します。

では両者をどのように見極めれば良いのでしょうか?答えは「掲載期間」と「年収提示額」をチェックすることです

掲載期間については、何ヶ月にもわたって掲載されている求人に注意です。これは新人が入社してもすぐに辞めてしまうので、一年中求人を掲載しているのです。

また年収提示額については、掲載当初「〜600万円」だった年収提示額が、翌月は「〜650万円」、翌々月は「〜700万円」といったように不自然なほど上昇している求人に注意してください。

よほど人が来ないか、辞める人が多い職場だと容易に想像できますよね。そんな企業に転職をしてしまったら、それは間違いなく失敗に終わるでしょう。

求人情報で見えないところは職場見学で補う

求人情報を見ると「アットホームな職場です!」「残業はほぼありません」といった魅力的な言葉が並んでいます。

それを信じて実際に働いてみると、薬剤師同士の人間関係が最悪だったり、残業が当たり前になっていたり…というパターンが意外に多いのです。

こうしたリアルな内情は、決して求人情報からは見ることができません

人間関係は転職成功を左右する大事なポイントです。対策としては、自分の目で職場と人を確かめられる職場見学がベストでしょう。

その際のポイントをまとめました。

【職場見学で確認すべきポイント】

  • 自分が勤務する時間帯を選ぶ
  • 薬局長・管理薬剤師の人柄
  • 働いている薬剤師の年代・人数・性別
  • 患者対応の丁寧さ
  • 処方箋枚数
  • 薬歴記載の仕組み(紙・電子など)
  • レセコンの機種

「職場見学なんてあまり気が進まない…」「段取りが難しそう」と思う方もいるでしょう。

転職サイト経由で紹介された求人であれば、職場見学の段取りもすべてエージェントにおまかせできます。個人応募で職場見学を申し出るのはハードルが高いですが、転職サイトを活用すればこんなメリットもあるのです。

忘れがちな重要チェックポイント

転職する際に残業時間や年収などの条件を確認するのは当然ですが、それ以外にも大事なポイントはたくさんあります。

忘れがちですが、押さえておきたい条件を以下にまとめておきます。

  • 電子薬歴か、紙薬歴か?
    電子薬歴に慣れた薬剤師が紙薬歴の職場に移るとストレスが大きい
  • 働いている薬剤師の年齢・性別
    特に子育て中の薬剤師は、同年代のママ薬剤師がいると子育てに理解が得られやすい
  • 休憩室の有無
    休憩室がないと実質休憩が取れない場合もある
  • 薬剤師の在籍人数
    在籍人数が少ないと一人当たりの負担が大きくなるリスクも
  • M&A(合併・買収)の可能性がないか?
    買収されると年収が大幅に下がってしまう可能性も

これらのポイントを確認するのが難しい場合は、転職エージェントにお願いすれば代理で確認してくれるはずです。

6.職場別の内定率(合格率)を比較|企業と病院は難しい?

薬剤師が活躍する職場は主に調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業の4つに分類されますが、それぞれ内定率も大きく異なります。

薬剤師専門のエージェントに取材し、内定率を調べた結果は以下の通りです。すべての薬剤師に当てはまるわけではありませんが、おおよその転職難易度がつかめるはずです。

職場別の内定率比較

職場 合格率 エージェントの所感
調剤薬局 80% ・売り手市場なので内定が出やすい
・転職回数が多すぎると不利
・調剤経験がない高齢者は不利
ドラッグ
ストア
90% ・内定率はかなり高い
・70歳以上を採用する企業も
病院 慢性期:50%
急性期:20%
・認定薬剤師など専門資格が有利に働く
・年齢によっては不利になることも
企業 10% ・薬剤師の職場としては難易度高し
・募集職の経験有無がポイントになる
・転職したいなら20代のうちに

※あくまで目安・参考としてご活用ください

調剤薬局やドラッグストアと比較すると、病院・企業は内定率がガクンと下がってしまうことがわかります。

特に、企業への転職難易度は相当なものです。

企業のなかでも職種によって内定率が違う

企業は難易度がダントツであることがわかりました。しかし企業と一口に言っても職種はさまざまで、内定率にも大きな違いがあります。一例を挙げるとMRは比較的門戸は広く、企業の中でも内定を得られる可能性は高い方です。

品質管理や学術・薬事は薬剤師の資格が活きる仕事ですが、MRよりは難易度が高い傾向にあります。

未経験で企業、病院への転職は難しい?

最近では調剤薬局から病院といったように、未経験の職場に転職を希望する薬剤師が増えています。しかし職場によっては未経験の薬剤師では転職が難しい場合もあります。

簡単にいうと「その職場で働いたことがない未経験薬剤師を受け入れる許容度」が違うということですね。

もし未経験職場への転職を希望しているのなら「許容度」を把握しておく必要があります。

参考に「マイナビ薬剤師」で未経験転職を歓迎している求人数の比率をまとめてみました。

職種 未経験OKの求人割合
調剤薬局 64%
ドラッグストア 71%
病院 33.5%
企業 44.1%
※2019年8月マイナビ薬剤師公式HPより

調剤薬局やドラッグストアは未経験を歓迎している企業が多いようです。

一方で病院や企業に転職するのはやはり難易度が高いといえます。チャレンジしたいなら、未経験でも許容されやすい20代のうちに行動を起こしましょう。

未経験転職を成功させるコツについては以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方は読んでみましょう。

7.薬剤師のベストな転職時期は?比較すると何月が良い?

薬剤師の転職には、一年のうちで適した「時期」があります。この時期を狙って転職活動を始めれば、理想的な職場が見つかるなどのメリットがあるのです。
詳しく説明していきます。

求人が増える時期を狙う

1年のうちで、企業側が採用に力を入れて求人を増やす時期があります。そこを狙えば選択肢が増えるので理想の職場に巡り会える可能性が高まります。特に転職を急がないのであれば、この時期を狙ってみましょう。

職場によって時期が異なるので注意が必要です。

  • 調剤薬局 4〜5月
  • ドラッグストア 4〜5月
  • 病院 1〜2月、4月
  • 企業 4〜5月

ボーナス支給の時期に辞める

「どうせ辞めるならボーナスをもらってから辞めたい」と頭をよぎる方も多いはず。

これは当然の感情なのですが、注意点としてはボーナス支給の規定をしっかり確認してから行動を起こすべきという点です。思わぬルールが定められており、ボーナスがもらえない、もしくは減額という事態もあり得ます。

規定がない場合は、ボーナスが支給されてから辞めるのが得策です。

ただし、「ボーナスをもらったらすぐに辞めた」という印象を持たれてしまうと悪評が立つ可能性もあります。支給からしばらく経ったタイミングがベストかもしれませんね。

8.転職回数が多い薬剤師は転職できない?

「今まで何度か転職をしているので、採用で不利になるのでは?」と不安に感じている薬剤師もいるでしょう。

実際、あまりにも転職回数が多い薬剤師は「何か問題があるのでは?」「我慢ができないタイプなのでは?」と警戒され、不利になるのは事実です。

それでは、許容される転職回数はどれくらいなのでしょうか?薬剤師専門の転職エージェントに取材した結果、以下の通りになりました。もちろん人によって異なるのでおおよその目安です。

  • 20代後半 2〜3回
  • 30代全般 2〜3回
  • 40代 4回ほど

かかりつけ薬剤師制度によって転職回数が重視される時代に?

上で紹介にしたように、薬剤師はある程度の転職回数は許容されます。しかし、そんな時代は終わってしまうかもしれません。その理由は単なる印象の問題ではなく「かかりつけ薬剤師制度」にあるのです。

近年の調剤報酬改定では、かかりつけ薬剤師の在籍に対しての評価が高くなりました。そうなると、どの薬局もかかりつけ薬剤師として長く活躍してくれる薬剤師を求めるようになります。

かかりつけ薬剤師は最低でも1年以上は働かなければならないため、短期間で転職を繰り返すような薬剤師は薬局側から難色を示されるというわけです。

もちろん、転職エージェントとしてもすぐに辞めてしまう薬剤師を紹介すると信頼を失ってしまいます。転職回数が多い薬剤師は、エージェントとしても紹介がしづらい状況になってしまうのです。

9.履歴書・職務経歴書がもたらす意外なメリットとは?

転職をするなら履歴書や職務経歴書など「応募書類」をまとめなければなりません。時間もかかりますし、文章が苦手な方にとっては気が進まないですよね。

しかし、応募書類の書き方ひとつで年収交渉がしやすくなり、高条件を引き出せるとしたらやる気が出てくるのでは?

具体的な方法について説明します。

【条件交渉がしやすくなる応募書類の書き方】

  • 経験だけでなく、結果を記載する
  • 初めから希望条件を固めすぎない

1.経験だけでなく、結果を記載する

職務経歴書には、取り組んできた業務や過程だけでなく、それによってもたらされた結果を記載しましょう。

企業側は「その人が入社してどのような働きをしてくれるのか」を知りたいため、「何を担当していた」という業務内容だけでは足りないのです。そこをしっかりイメージしてもらうためにも、結果をきちんと記載すべきなのです。

たとえば「管理薬剤師を経験した」だけではなく「管理薬剤師の仕事を通して後発品シェアを○%広げた」などです。

具体的な結果を記載することで、企業側も「これだけの実績があるのなら、もう少し年収を上乗せしてもOK」と納得がしやすくなるのです。

2.初めから希望条件を固めすぎない

履歴書に「○○を希望」「××は難しい」など条件をかなり絞って記載してしまうのはおすすめできません。

初めから仕事の範囲を限定してしまうわけですから、企業側としても年収額を渋ってしまうのは当然の反応です。

本当に譲れない条件であれば記載すべきですが、それ以外の条件は面接で相談して現状を探るなどして「できる・できない」を検討すべきです。

10.薬剤師の転職が厳しい時代がやってくる?逆境をはね返す3つの能力

薬剤師が転職しにくい世の中がやってくる?

薬剤師は相変わらず人手不足で、転職希望者には有利な状況です。実際に求人倍率をみても、10.5倍という驚異的な数字を誇ります。

一般的な職業の求人倍率が1.37倍ですから、その数字のインパクトがわかるはずです。

しかし、そんな時代に変化の兆しが見え始めています。理由は以下のような転職事情の変化です。

【薬剤師転職マーケットの2つの変化】

  • 調剤報酬改定によって転職しづらくなる可能性も
  • 企業がかかりつけ薬剤師を求めている

調剤報酬改定によって転職しづらくなる可能性も

2019年4月、厚生労働省より「調剤業務のあり方について」という発表がありました。それにより、薬剤師でなくてもピッキングや納品された薬を棚に入れるなどの一部業務を行なえるようになったのです。

その結果、人手が足りない薬局では薬剤師ではなく調剤事務員を雇うケースが増えました。コストの感覚からいえば当然の対応ですよね。

特に、給与額が必然的に高くなる40代後半以降はその影響を強く受けることになるでしょう。

企業がかかりつけ薬剤師を求めている

これは記事内でもすでにお伝えした内容です。調剤報酬改定によってかかりつけ薬剤師の在籍に対する評価が高くなったので、企業(薬局)側は、かかりつけ薬剤師を強く求めるようになりました。

一方でかかりつけ薬剤師は1年以上の在籍が要件ですから、職を転々としてきた薬剤師は敬遠されます。今までは、そこまで転職回数をチェックされなかったことを考えると、これも転職市場の変化といえるでしょう。

逆境に負けない「求められる薬剤師」になるには?

転職市場の変化を知り、少し不安になった薬剤師もいるでしょう。しかし自分から率先して求められる薬剤師になれば、そんな逆境ははね返せるはずです。

今の時代、そしてこれからの時代に求められるのはどのような薬剤師なのでしょうか?大事なのは以下の3つです。

【これからの薬剤師に求められる能力】

  • コミュニケーション能力
  • マネジメント能力
  • 高度な専門性

コミュニケーション能力

まず一つ目はコミュニケーション能力(スキル)です。「いつも患者さんと話しているし、自信がある」という薬剤師も多いでしょう。

しかし今後、在宅医療やかかりつけ薬剤師の取り組みが広がることで、さらに踏み込んだコミュニケーション能力が必要とされるのです。

患者の話を聞く傾聴力、情報を引き出す会話力、そして相手のニーズを的確にとらえた提案力…あなたは自信がありますか?

調剤だけをしていれば良い時代は終わりつつあるのです。

マネジメント能力

薬剤師の転職市場全体で、マネジメント能力を持つ管理薬剤師が足りていません。

管理薬剤師は薬局全体を管理するため、残業など長時間の勤務が必要になります。そんな背景から、思うように採用ができていないのです。

管理薬剤師は店舗につき必ず一人必要なので、企業側はノドから手が出るほど欲しい人材です。マネジメント能力があり、そのポジションを問題なく担えるのであれば、まさに「求められる人材」です。年齢が高くても転職できる可能性が高いでしょう。

高度な専門性

企業にとって、高い専門性を持っている薬剤師は貴重な存在です。たとえば緩和ケア、がん、糖尿病など特定の領域での調剤経験・知見を持った薬剤師です。

地域に密着した在宅医療に特化しているのも立派な専門性です。

これらの能力を持っていればさまざまな企業から求められる存在となり、理想の職場への転職も可能になるでしょう

雇用側に求められるということは、患者から、そして社会から求められる薬剤師だということです。

そんな薬剤師になれたら、毎日やり甲斐を持ち、輝いた毎日を送れそうですよね。これこそが「転職を成功させること」といえるでしょう。

11.【最新】薬剤師100名に聞いた|仕事・転職の意識調査

当サイトでは薬剤師100名に仕事・転職に関するアンケートを取り、最新の薬剤師転職事情を調査しました。

Q1.仕事上での悩み・不満は?

薬剤師は仕事でどんなことに悩み、どんな不満を抱えているのでしょうか?結果は以下のようになりました。

ダントツで多かったのは「給与・賞与」に関する収入面の不満です。特に調剤薬局では年収が頭打ちになりやすいので、この結果もうなずけます。
一方で「悩みがない」という薬剤師は100人中15人にとどまりました。大多数の薬剤師は何かしら悩みを抱えながら働いている現状が浮き彫りになりましたね。

Q2.転職をしたいと思いますか?

薬剤師は今の職場でずっと働きたいと思っているのでしょうか?それとも転職したいと願っているのでしょうか?本音に迫ってみました。

転職を考える薬剤師は40%ほどなので、かろうじて少数派となりますが、10人中4人が転職を考えているというのはあまり健全とはいえないですよね。
また転職を考えてはいるものの、あまり積極的に転職活動をしている薬剤師が少ないという現状も見えてきました。

Q3.今まで何回転職を経験しましたか?

薬剤師は過去に何回くらい転職をしているのでしょうか?気になる結果は以下の通りです。

転職を経験している薬剤師は70%を上回りました。なかには5回以上経験しているという声も…。薬剤師にとって転職はそれほど特別なことではないようです。
今の職場で悩みが解決できないのなら、思い切って転職をするのも有意義な選択肢といえますね。

Q4.仕事に求めるものって何ですか?

薬剤師は、仕事や職場に何を求めるのでしょうか。収入や働きやすさ?それともやりがいでしょうか?
興味深い結果が得られました。

1位を見ると、薬剤師はプライベート重視タイプが多いことがわかりますね。次点で給料アップがランクインしています。

3位以降は自身の成長や社会貢献が続きます。こういった項目が挙がるのは、やはり現場で患者と向き合う薬剤師ならではの傾向といえそうですね。

12.自信を持っておすすめできる薬剤師転職サイト

ここまで「薬剤師の転職」について説明してきました。

なかには「自分1人での転職活動は難しいな…」「まだ転職のイメージができない」という方もいると思います。

そんな不安や悩みがある場合は、転職サイトに登録してエージェントに相談してみましょう。どんな悩みにも真剣に答えてくれるはずです。

最後に、当サイトが自信を持っておすすめできる転職サイトを紹介します。

エージェントとのコミュニケーション方法が電話か対面か、スピード感が自分に合っているか、などの点を確認したうえで、自分に合った転職サイトを選びましょう。

利用はすべて無料です。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は大手人材紹介会社マイナビが運営する薬剤師専門の転職サイトです。長年人材業を扱ってきたノウハウを活かして全国の求人を網羅するほどの豊富な求人を保有しています。

大手の企業やドラッグストアなどとのパイプが非常に強いので、これらを志望する方は登録すべきでしょう。

さらに、エージェントが求人を出しているすべての職場に足を運んでいるため、求人情報には記載されない職場の人間関係や雰囲気などの情報を事前に把握できるのも大きな特徴です。

人間関係で悩んでいる薬剤師にはこの上なくありがたい情報ですよね。「もう人間関係や雰囲気で悩みたくない…」という薬剤師にもマイナビ薬剤師はおすすめです。

職場見学や面接同行などのサポートも充実しており、5年連続利用者満足度No.1を獲得しているマイナビ薬剤師。登録しておいて間違いのないサイトといえるでしょう。

マイナビ薬剤師に無料登録する

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは親会社が大手調剤薬局チェーンの「日本調剤」なので、調剤薬局求人や業界情報が豊富。今回紹介している3社の中ではダントツの求人数を誇ります。さらに各調剤薬局とのパイプも強く、調剤薬局に転職を考えている薬剤師はぜひ登録したい転職サイトです。

また「年収700万円以上」「時給4,000円以上」など好条件の求人が豊富です。エージェントと対面でじっくり相談できるので、質の高い情報が得られて転職のミスマッチを減らせるのも大きなメリットです。

企業からの信頼も厚く「ファルマスタッフさんなら…」と、同じ職場でもほかの転職サイトより良い条件で求人が集まることが多いのです。

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薬キャリ

薬キャリを運営するエムスリーキャリアは、医療専門サイト「m3.com」でおなじみのエムスリー株式会社の子会社です。だからこそ病院や製薬会社など医療現場と太いパイプを築いており、求人がない場合は直接電話して求人がないかを確認してくれます。

また求職者対応を電話に絞り、効率的な転職サポートを実現している点も大きな特徴といえます。最短3日での転職支援実績もあるほどなので「今すぐ転職したい!」という方におすすめできる転職サイトです。

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13.まとめ

この記事では、転職を成功させるための情報をデータとともに紹介しました。

転職を成功させるための最大の秘訣は、自分に合った転職サイトを的確に選び、エージェントの力を借りることの一言に尽きます。

どんな悩みや不安も、その道のプロに力を借りるのが一番です。薬剤師が薬のプロフェッショナルであるように、エージェントは薬剤師転職のプロなのです。

もしあなたが少しでも転職に不安があったり、最高の転職をしたいと願っているのであれば、転職サイトのエージェントに気軽に相談してみましょう。
最高のサポーターになってくれるはずです。

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