知らないと損する薬剤師転職の秘訣|転職サイト選びのポイントも紹介

「年収を上げたい」「残業なしの職場がいい」
自分の希望をかなえ、納得のいく転職をするためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

この記事では転職サイトの選び方や薬剤師転職の裏情報など、転職に役立つ超実践的な情報をお伝えしていきます。

この記事に書いてあること

1.薬剤師転職を成功させる秘訣は転職サイトの「選び方」にあった

ご存知の通り、転職をするには転職サイトの活用がもっとも効率的です。エージェントにおまかせしてしまえば求人をどんどん紹介してくれますし、ありがたい存在ですよね。

転職サイトはそれぞれ強みや特徴が大きく異なり、選び方や使い方を間違えると、希望に合わない職場を紹介されるなど、転職失敗の引き金になってしまいます。

そのため「どの転職サイトを利用するか」が非常に重要になるのです。転職を成功させるには、以下3つのポイントで転職サイトを比較しましょう

ここが薬剤師転職のスタート地点で、転職活動の土台になるもっとも大事なポイントです。理想の職場を見つけるために必ず押さえておきましょう。

【転職サイト選びの3つのポイント】

  • 求人数
    求人数が多ければ、それだけ希望の求人が見つかりやすくなる
  • 好条件求人数
    求人が多くても「好条件」の求人がなければ意味がない
  • 相談方法
    エージェントにしっかり相談をしたいなら対面面談、スピード重視なら電話もあり

これらのポイントで、代表的な転職サイトを比較してみました。

おすすめの
転職サイト
求人数 好条件求人 相談方法

rankno1マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

55,629 対面
  • 圧倒的な求人数を保有しているため、「駅チカ」「残業なし」など様々な要望に対応可能
  • 全国14か所に支店があり地方でも対面面談を実施
  • 履歴書の添削や面接同行・給与交渉などのトータルサポートに自信

詳細はこちら

rankno2ファルマ
スタッフ

ファルマスタッフ

50,765 対面
  • 年収600万円・時給4000円以上の高収入求人が毎日更新
  • 日本調剤グループのノウハウを生かした教育・研修制度が充実
  • 派遣求人数が5,000件以上でトップクラス

詳細はこちら

rankno3薬キャリ

薬キャリ

22,469 電話
  • 即日最大10件の求人を紹介
  • コンサルタントと電話で話すだけのスムーズな転職が可能
  • 「産休・育休取得実績あり」などママ薬剤師向け求人検索が充実

詳細はこちら

※2019年9月時点ココファーマ調べ

※【薬キャリの求人数に関して】求人サイト「薬キャリ」ではなく、エージェントサービス「薬キャリエージェント」の求人数を算出しています。
※求人数に派遣求人は含めていません。

2.みんなが転職している理由は?薬剤師200人にアンケート

薬剤師はどんな理由で転職を決意するのでしょうか。薬剤師専門調査を行なう『ネグジット総研』にデータ収集を依頼し、200人におよぶ薬剤師の声を集めてみました。気になる結果は以下の通りです。

【薬剤師の転職理由トップ5】(n=200 ネグジット総研調べ)

  • 環境・生活の変化(50%)
  • 待遇への不満(47%)
  • 人間関係(29.5%)
  • 会社の将来への不安(22%)
  • スキルアップできない(19%)

転職を考えている薬剤師ならうなずける結果ですよね。この記事を編集している私も、インタビューをした薬剤師から「もうこれ以上残業が続くのは嫌だ」といった待遇の不満や、「この上司とはもう仕事できない」という人間関係の不満を聞いています。

やはり薬剤師はストレスの溜まる仕事ですね…。「転職」の2文字が浮かんでくるのは当然のことです。人によって事情はあるものの、その方が前向きともいえるでしょう。

3.転職をしても満足できていない薬剤師は意外に多い?

転職は、今よりも良い条件や環境の職場に移って「満足できる状態」を目指すもの。しかし、実際に転職をした薬剤師に転職の満足度を聞いてみると…意外な結果になりました。


薬剤師の転職満足度

「少し不満」「かなり不満」など程度の差はあれど、転職した薬剤師の半分以上となる52%が不満を抱えている実態がわかりました。

たとえば10人の薬剤師がいたら、5人は「職場に不満を抱えて仕事をしている」という状況です。さらにいうと、その5人中およそ1人は「かなり不満がある!」という状況ですから、健全な状態とはいえません。

転職がしやすいといわれる薬剤師ですが、これが転職の実態なのです。

参考までに、このアンケートで寄せられた「不満の声」をいくつか紹介します。

【寄せられた不満の声】

  • 「有休が無い分好きなときに休みを取っても良いという話だったが、祖母が亡くなっても休みが取れなかった」
  • 「職場の雰囲気がわからなかったので馴染めず後悔した」
  • 「ボーナスが少ない会社だった。事前の説明がまったくなく、面接は給与関係など聞けない雰囲気だったため、詳しく聞けなかった」
  • 「知らされていた残業時間よりかなり長かった」
  • 「事前に提示された条件と異なった職場環境だった」

印象的だったのが、「最初に聞いていた話と違う!」という声が非常に多かったことです。

やはり転職には事前に確認しなければならないポイントもありますし、「失敗しないためのコツ」は存在するのです。

「こんなはずじゃなかった…」「これなら前の職場の方がまだマシ」と悔やんでも後戻りはできません。次の項目では、そんな失敗を避けるための方法を手厚く紹介していきます。

4.【ステップ別】薬剤師が転職を成功させるための秘訣

ここからは、上述のような失敗を回避し、転職に成功するための方法を紹介します。
転職は大きく分けて3つのステップに分かれますので、それぞれのステップで意識したいポイントを見ていきましょう。


転職までのSTEP

【薬剤師の転職ステップ1】自己分析・情報収集

まずは転職活動の準備段階である「自己分析・情報収集」のステップです。

本当に転職をするべきかを考える

この記事を読んでいる薬剤師は、現実味を持って転職を考えている方が多いでしょう。しかし一度冷静になり「本当に転職するべきなのか?」を自分に問い直してほしいのです。

たとえば「嫌いな先輩がいる」「なんとなく今の職場が嫌だ」といった理由で転職すべきかというと、もちろん程度の差はあれどもう一度踏みとどまって考えてみるべきです。

その際に実践してほしいのが以下のポイントです。

  • 上司に相談してみる
  • 転職したい理由を明確にする
1.上司に相談をしてみる

職場に不満を持っているのに「相談しても変わらない」と決めつけて上司に相談しない方が多いのですが、これでは何も変わりません。相談がきっかけとなって状況が改善する可能性があるケースは意外と多いものです。

上司との関係が良くない場合は、さらに上の立場の上司に掛け合っても良いでしょう。勇気は必要ですが、試してみる価値はあります。転職は大きな決断や行動力が必要ですから、まずは身近な解決策から実行してみるべきなのです。

2.転職したい理由を明確にする

「なんとなく今の職場が嫌」「友人は私の職場よりも好条件の職場で働いている」といった漠然とした転職理由で転職すべきではありません。

このようなあいまいな理由で転職をしてしまうと、結局また同じ転職を繰り返すことになります

どうして転職をしたいのかを明確にしましょう。

未経験職場への転職難易度を把握する

最近では製薬会社から調剤薬局へ、といったように未経験の職場に転職を希望する薬剤師が増えています。職場によって未経験薬剤師の転職難易度が異なるので注意が必要です。

簡単にいうと「その職場で働いたことがない未経験薬剤師を受け入れる許容度」が違うということ。

それを把握せずに転職を始めてしまうと、場合によっては「無謀なチャレンジ」になってしまい、転職成功は遠のいてしまいます。

参考に、マイナビ薬剤師で未経験転職を歓迎している求人をまとめてみました。

職種
未経験OKの求人割合
調剤薬局 64%
ドラッグストア 71%
病院 33.5%
企業 44.1%
※2019年8月マイナビ薬剤師公式HPより

調剤薬局やドラッグストアは未経験であっても高い確率で転職が可能です。
一方で病院や製薬企業に転職するのは非常に難易度が高いといえます。チャレンジしたいなら20代のうちに行動を起こしましょう。

未経験転職を成功させるコツについては以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は読んでみましょう。

転職サイトを使うならエージェントの良し悪しを見極める

転職サイトは転職希望者の強い味方ですが、使ったからといって必ず転職が成功するわけではありません。なぜなら担当者(エージェント)によって能力や考え方の差があるからです。

能力を見極めるには、そのエージェントがしっかり転職希望者(薬剤師側)を向いているかをチェックすることです。エージェントによっては、クライアントである企業側ばかりを向いているタイプもいるのです。
そういったエージェントは、企業のニーズに応えるため転職希望者の意向を聞かず「この薬局はあなたにピッタリです!」などと口説き落とし、転職をさせようとしてくるでしょう。

エージェントと話をして、本当に自分のためを思っているか、自分のためになる情報提供やアドバイスをしてくれているかを感じ取ってください。

本当にあなたのことを思うエージェントであれば、むやみに転職をすすめず、「今の会社に残るメリット」も踏まえたうえで提案をしてくれるはずです。

薬剤師転職サイトは複数利用する

登録するサイトは1社に絞る必要はありません。求人の選択肢を少しでも多く確保し、相性の良いエージェントに巡り会う可能性を高めるために、むしろ複数の転職サイトに登録するべきです。

「よそとは付き合わないでくれ」というエージェントがいたとしたら、求人案件が少なく、自信がないのでしょう。そんなエージェントとは付き合わない方が良いです。

単なる情報提供者ではなく人生の応援者になってくれるかどうか…。そんなエージェントと出会えたら、転職成功の可能性は一気に高まるでしょう。

【薬剤師の転職ステップ2】求人探し・条件の確認

続いては準備段階を終え、求人情報を探して条件等を確認するステップのポイントです。

「職場(職種)×自分の年代」で年収の相場を把握しておく

求人情報を見ると「年収は400万円〜600万円」といった形で幅を持たせてあるケースが多いはず。これだけ幅があると、結局自分の年収額がいくらなのかわかりませんよね。

実際は、よほどの経験や能力がない限り上限の年収をもらえることはなく、下限に近い年収で設定されるケースが多いと考えましょう。
ただし、経験・能力が申し分なく、企業側が「この人に来てほしい!」と判断したなら上限額の年収も不可能ではありません

以下の表で、おおよその年収相場を把握しておきましょう。

【年齢・職場別】薬剤師の平均年収

職種 20代 30代 40代 50代
調剤薬局 450~500万 500~650万 600~750万 600~800万
ドラッグストア 480~600万 500~650万 550~800万 550~700万
病院 380~450万 450~550万 550~600万 550~700万
CRC・CRA 500~550万 550~600万 580~700万 680~800万
品質管理 480~500万 500~580万 550~700万 680~750万
薬事・学術 400~500万 480~550万 550~700万 680~800万
MR 500~700万 680~800万 700~1,000万 700~1,000万
研究開発 500~550万 550~650万 600~700万 700~1,000万
※当サイトがエージェントへのヒアリングにより調査

残業時間や人間関係などは求人情報だけで判断しない

求人情報には「薬剤師同士仲良くやっています」「残業はほぼありません」といった魅力的な言葉が並んでいます。

それを信じて実際に働いてみると、管理薬剤師の性格に難があって雰囲気が最悪だったり、残業が当たり前になっていたり…というパターンが多いものです。

特に人間関係は転職成功を左右する大事なポイントです。対策としては、自分の目で職場と人を確かめられる職場見学がおすすめ。
その際のポイントをまとめました。

【職場見学で確認すべきポイント】

  • 自分が勤務する時間帯を選ぶ
  • 薬局長・管理薬剤師の人柄
  • 働いている薬剤師の年代・人数・性別
  • 患者対応の丁寧さ
  • 処方箋枚数
  • 薬歴記載の仕組み(紙・電子など)
  • レセコンの機種

なお転職サイト経由で紹介された求人であれば、職場見学の段取りもすべてエージェントにおまかせできます。個人応募で職場見学を申し出るのはハードルが高いですが、これも転職サイトを活用する大きなメリットですね。

こんな求人には要注意!

あまりにも条件が良い求人を目にすると「逆にブラックなんじゃないか?」と警戒してしまいますよね。

しかし、条件がよいからといって必ずしもブラックであるとは限りません。特定のポジションが足りない・急ぎで人が欲しいといった正当な理由であるケースがほとんどです。

一方で注意が必要な求人があるのも事実で、そんな求人の見極め方は、ずばり「掲載期間」と「年収提示額」です。
掲載期間については、短期間ではなく何ヶ月にもわたって掲載されている求人に注意です。これは新人が入社してもすぐに辞めてしまうので、一年中求人を掲載しているのです。

また年収提示額については、掲載当初「〜600万円」だった年収提示額が、翌月は「〜650万円」翌々月は「〜700万円」といったように不自然なほど上昇している求人に注意です。よほど人が来ないか、辞める人が多い職場だと容易に想像できますよね。

押さえておきたい「忘れがちな条件」

転職する際に残業時間や年収などの条件を確認するのは当然ですが、実はそれ以外にも大事な条件はたくさんあります。

忘れがちですが、押さえておきたい条件を以下にまとめておきます。

  • M&Aの可能性がないか?
    買収されると年収が大幅に下がってしまう可能性がある
  • 電子薬歴か、紙薬歴か?
    電子薬歴に慣れた薬剤師が紙薬歴の職場に移るとストレスが大きい
  • 働いている薬剤師の年齢・性別
    電子薬歴に慣れた薬剤師が紙薬歴の職場に移るとストレスが大きい
  • 休憩室の有無
    休憩室がないと実質休憩が取れない場合もある
  • 薬剤師の在籍人数
    在籍人数が少ないと一人当たりの負担が大きく忙殺されるリスクがある

これらのポイント以外にも、人によって観点があるかもしれません。転職エージェントに「抜け漏れている観点はありませんか?」と確認してみると良いでしょう。

【薬剤師の転職ステップ3】応募書類の整理・面接

続いては転職活動の最終段階となる「応募書類の整理・面接」のステップです。どんなポイントがあるのでしょうか?

履歴書・職務経歴書の書き方で条件交渉のしやすさが変わる

履歴書・職務経歴書は自己アピールの観点で作成するのは当然ですが、書き方によって条件交渉のしやすさまで変わることを知っていましたか?

良い条件で転職するために欠かせないポイントなので具体的に説明していきます。

【条件交渉がしやすくなる2つのポイント】

  • 経験だけでなく、結果を記載する
  • 初めから希望条件を固めすぎない
1.経験だけでなく、結果を記載する

職務経歴書には、これまで取り組んできた業務や過程だけでなく、「その経験から何を得たのか」「その仕事によってどんな利益・影響を企業にもたらしたか」を記載すべきです。なぜなら、企業側は「その人が入社してどのような働きをしてくれるのか」が知りたいため、「何を担当していた」という業務内容だけでは足りないのです。

たとえば「管理薬剤師を経験した」だけではなく「管理薬剤師の仕事を通して後発品シェアを○%広げた」など具体的な数値や得たスキルなどを記載しましょう。これが条件交渉の強力な武器になるのです。

2.初めから希望条件を固めすぎない

早い段階から「○○を希望」「××は難しい」など条件をかなり絞って履歴書に記載してしまうと「この人はわがままな人」という印象を持たれてしまいます。そうなると条件交渉どころか書類選考で落とされてしまうでしょう。

本当に譲れない条件であれば記載すべきですが、それ以外の条件は面接で相談してみたり、エージェントを通して伝えたり、といった方法を取りましょう。

5.【コラム】薬剤師の転職マーケットの裏側

ここでは、本記事を編集した私が「薬剤師の転職マーケット」について少し紹介します。今後の働き方のヒントが見つかるかもしれませんので、読んでみてください。

薬剤師は相変わらず人手不足で、転職希望者には追い風が吹いている状況です。実際に求人倍率をみても、10.5倍という驚異的な数字になっています。これは薬剤師1人に対して、10件以上も求人があるということです。
一般的な職業の倍率が1.37倍ですから、その数字のインパクトがわかるはずです。

一方で薬剤師を取り巻く状況は大きく変わりつつあり、安易な転職は決しておすすめしません。

【薬剤師転職マーケットの2つの変化】

  • 調剤報酬改定によって転職しづらくなる可能性も
  • 転職回数が多い人は転職に不利

調剤報酬改定によって転職しづらくなる可能性も

2019年4月に、厚生労働省より「調剤業務のあり方について」という発表がありました。それによりピッキングや、卸業者から納品された薬を棚に入れるなどの一部業務を、薬剤師資格の有無にかかわらず行なえるようになったのです。

その結果、人手が足りない薬局では薬剤師ではなく調剤事務員を雇うケースが増えたのです。

企業(薬局)側の感覚で言えば、高い給料を支払って薬剤師を雇うより、コストパフォーマンスの良い調剤事務員を雇うのは当然のことですよね。

特に、給与額が必然的に高くなる40代後半以降はその影響を強く受けることになるでしょう。

転職回数が多い薬剤師は転職できない?

かつて薬剤師は、転職回数が多くても問題なく転職ができました。しかし今後は、一つの職場で長く働けない薬剤師は調剤薬局であっても転職が難しくなるでしょう。
その理由は単なる印象の問題ではなく「かかりつけ薬剤師制度」にあるのです。

近年の調剤報酬改定では、かかりつけ薬剤師の在籍に対しての評価が高くなりました。そうなると、どの薬局も長く働いてかかりつけ薬剤師として活躍してくれる薬剤師を求めるようになります。

薬剤師の転職エージェントから聞いた話ですが、実際に企業の採用担当者から「かかりつけ薬剤師が欲しい」という切実な要望が集中しているそうです。

かかりつけ薬剤師は最低でも1年以上は働かなければならないため、短期間で転職を繰り返すような薬剤師は薬局側から難色を示されます

これは薬剤師と薬局側だけの問題ではなく、転職エージェントとしても大きな問題です。すぐに辞めてしまうような薬剤師を紹介してしまうと、薬局側からクレームがきて信頼関係に大きな傷が付いてしまうのです。
転職回数が多い薬剤師は、エージェントとしても紹介がしづらい状況になってしまうのです。

良い条件で働ける薬剤師になるために必要な3つの能力

上述のように、薬剤師を取り巻く状況は刻々と変化しています。そんななかで、好条件で理想的な働き方をするためには企業から求められる薬剤師になる必要があります

そのために必要な3つの能力をピックアップしてみました。

【これからの薬剤師に求められる能力】

  • コミュニケーション能力
  • マネジメント能力
  • 高度な専門性

コミュニケーション能力

まず一つ目はコミュニケーション能力(スキル)です。「いつも患者さんと話しているし、自信がある」という薬剤師も多いでしょう。

しかし今後、在宅医療やかかりつけ薬剤師の取り組みが広がることで、さらに踏み込んだコミュニケーション能力が必要とされるのです。

患者の話を聞く傾聴力、情報を引き出す会話力、そして相手のニーズを的確にとらえた提案力…あなたは自信がありますか?
調剤だけをしていれば良い時代は終わりつつあるのです。

マネジメント能力

マネジメントができるだけで転職の選択肢は大きく広がります。マーケット全体で、マネジメント能力が必要とされる管理薬剤師が足りていないからです。

管理薬剤師は薬局全体の管理をしなければならないため、どうしても残業が必要になってきます。当然ママ薬剤師には厳しい条件となり、どうしても人が集まらないのです。

管理薬剤師は店舗につき必ず一人必要なので、雇用側としてはノドから手が出るほど欲しい人材です。マネジメント能力があり、そのポジションを問題なく担えるのであれば、年齢が高くても転職できる可能性が高いでしょう。

高度な専門性

雇用する側にとって、高い専門性を持っている薬剤師は貴重な存在です。たとえば緩和ケア、がん、糖尿病など特定の領域での調剤経験・知見を持った薬剤師です。

地域に密着した在宅医療などに特化しているのも立派な専門性です。

これらの能力を持っていれば理想の職場への転職も難しくはありません

雇用側に求められるということは、患者から、そして社会から求められる薬剤師だということです。

そんな薬剤師になれたら、毎日やり甲斐を持ち、輝いた毎日を送れそうですよね。これこそが「転職を成功させること」だともいえるでしょう。

6.転職初心者に自信を持っておすすめできる薬剤師転職サイト

ここまで「薬剤師の転職」について説明してきました。

「転職のイメージができた」もしくは「今ひとつ転職に自信が持てない…」など色々な方がいると思いますが、まずは気軽に転職サイトに登録し、どんな求人があるかを眺めてみてはいかがでしょうか?

最後に、この記事を編集した私が自信を持っておすすめできる転職サイトを紹介します。

コンサルタントとのコミュニケーション方法が電話か対面か、スピード感が自分に合っているか、などの点を確認したうえで、自分に合った転職サイトを選びましょう。
利用はすべて無料です。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は大手人材紹介会社マイナビが運営する薬剤師専門の転職サイトです。長年人材業を扱ってきたノウハウを活かして全国の求人を網羅し、豊富な求人を保有しています。

特に大手の企業やドラッグストアなどとのパイプが非常に強いので、これらを志望する方は登録すべきです。

またエージェントがすべての職場に足を運んでいるため、求人情報には記載されない職場の人間関係や雰囲気などの情報をより詳細に知ることができます

職場見学や面接同行などのサポートも充実しており、5年連続利用者満足度No.1を獲得しています。登録しておいて間違いのないサイトといえるでしょう。

マイナビ薬剤師に無料する

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは親会社が大手調剤薬局チェーンの「日本調剤」なので、調剤薬局求人や業界情報が豊富。今回紹介している3社の中ではダントツの求人数を誇ります。さらに各調剤薬局とのパイプも強く、調剤薬局に転職を考えている薬剤師はぜひ登録したい転職サイトです。

また「年収700万円以上」「時給4,000円以上」など好条件の求人が豊富です。エージェントと対面でじっくり相談できるので、質の高い情報が得られて転職のミスマッチを減らせるのも大きなメリットです。

企業からの信頼も厚く「ファルマスタッフさんなら…」と、同じ職場でもほかの転職サイトより良い条件で求人が集まることが多いのです。

ファルマスタッフに無料登録する

薬キャリ

薬キャリを運営するエムスリーキャリアは、医療専門サイト「m3.com」でおなじみのエムスリー株式会社の子会社です。だからこそ病院や製薬会社など医療現場と太いパイプを築いており、求人がない場合は直接電話して求人がないかを確認してくれます。

また求職者対応を電話に絞り、効率的な転職サポートも大きな特徴といえます。最短3日での転職支援実績もあるほどなので「今すぐ転職したい!」という方におすすめできる転職サイトです。

薬キャリに無料登録する

【この記事について】
※この記事は複数名の薬剤師転職エージェントにインタビューを行い、その情報をもとに作成しています。

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