薬剤師が企業に転職するメリットと難易度|未経験でも求人を探す方法

「企業薬剤師として調剤以外の仕事がしたい、今の年収よりももっと年収をもらいたい」
そのように感じている一方で、
「企業薬剤師に本当になれるのだろうか?」
このように考えている薬剤師さんが多いのではないでしょうか。実際、企業薬剤師への転職はかなり難関です。この記事では企業薬剤師が得られるメリットと、未経験からでも転職ができる方法までお伝えします。

 

1.企業薬剤師への転職が難しいのに人気な理由とメリット

冒頭でもお伝えしましたが、企業薬剤師として働いたことのない人が転職する場合は難易度がかなり高く、転職成功確率は3割程度といわれています。その理由として企業側が中途で採用するという文化がなく、求人が圧倒的に少ないという点と、40代以降の転職を敬遠されるという点が挙げられます。

そこまでしてどうして企業薬剤師を目指すのでしょうか。主なメリットは2つあります。

  • 調剤以外の経験ができる(新薬に関する知識や活用方法など)
  • 調剤薬局やドラッグストアよりも高い給与を得られる

企業で働くことによって、新薬に関する知識やその活用方法などのスキルが得られます。
さらに企業薬剤師の平均年収は650万~1000万と調剤薬局やドラッグストアよりも多くの給与が望めます。

実際に未経験から転職した人の体験談を見てみましょう。

男性のアイコン30代男性

未経験から企業転職で年収が上がりました。

もともと 調剤薬局勤務だったのですが、そのとき付き合っていた彼女との結婚の話題をきっかけに考え方が変わり、もっと稼がなければならないと思うようになりました。そこでスキルアップ、年収アップが望める企業に思い切って転職することにしました。 企業への転職は難しいことが分かっていたので、エージェントに登録しました。製薬会社に勤めたいと希望したところ、エージェントが何件か求人を紹介してくれ、最終的に大手企業のMR職に就けました。

今までにやったことのない業務内容だったのですが、自社製品の安全性などの説明や医薬品の普及を増やすための情報提供を医師たちに伝達するということにやりがいを感じています。給料も50万円ほどあがり、成果に応じて昇格もあるので、家庭を築く身として頑張っています。

この薬剤師さんだけでなく、企業への転職を成功させることができた人は充実した生活を送れている人が多いようです。よって「スキルアップしたい」、「年収をアップさせたい」そのように考えている薬剤師にとっては難しくてもチャレンジする価値はありそうです。

では企業薬剤師になりたいと思った場合、どうすればいいのでしょうか?次の段落では企業薬剤師になるための具体的方法について解説していきます。

2. 未経験でも企業への転職を成功させるためには?

 

。実際に企業に転職するためには2つのポイントを紹介します。この方法を実施することであなたの転職成功確率はぐっと上がります。

  • 職種によって必要な資格を取得する
  • 転職エージェントに登録する

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

企業薬剤師になるためにTOEICなどの資格を取得する

企業薬剤師と一言で言っても、さまざまな職種があるので必要に応じて資格取得も意識しておきましょう。まずは求人の応募資格に自分が当てはまるかチェックするところから始めましょう。

  • TOEIC
  • 企業薬剤師が働く現場の多くが、TOEIC700点以上を推奨していると言われています。新卒時代の情報ではなく最新の点数を提出する必要があるので、改めて試験を受けるなどの対策は必要です。もし基準に足りない場合は、英会話スクールに通うなどして自助努力をしましょう。

  • 治験コーディネーター

資格がなくとも仕事はできますが、事前に取得できると転職には大変有利です。

薬剤師専門転職エージェントに登録する

難易度の高い企業薬剤師になるためには、「絶対に転職を成功させる」という情熱を持つだけでは足りません。1人で頑張るのではなく知識や経験が豊富な転職エージェントの力を借りることが大切です。転職エージェントは転職を成功させるためにあらゆる場面であなたの見方になってくれますが、特に「非公開求人を紹介してもらうことができる」という点が魅力的であるといえるでしょう。転職エージェントは企業との独自のパイプがあり、登録をした人だけに紹介してくれます。

数ある転職サイトの中で企業薬剤師への転職はまず大手の転職エージェントに登録することをお勧めします。その理由として、大手ならば複数の企業とパイプを持っており、希少な企業求人でも保有している可能性が高いからです。大手の中でも得意とする地域や対応の仕方など特徴に違いがあるため、自分が希望するエージェントはどれなのか比較してみてください。

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3. 企業薬剤師は職種によって仕事内容・給料・転職難易度が違います

企業薬剤師といっても様々な職種、業界があります。それぞれ転職難易度や仕事の内容等について記載しているので、興味のある職種についてクリックして見てましょう。

職種
難易度
平均年収
求人数
開発・研究 ★★★☆☆ 700万円程度 かなり少
管理職 ★★★★☆ 900万円程度
品質管理 ★★★★☆ 900万円程度
薬事 ★★★☆☆ 650万円程度
企業内診療所 ★★★★☆ 500万円程度 正社員:少
治験 ★★★☆☆ 600万円程度
学術 ★★★☆☆ 550万円程度
MR ★★★☆☆ 600万円程度

【開発・研究職】コツコツと積み重ねて結果を出す、社会貢献度の高い業務

難易度
平均年収
求人数
★★★☆☆ 700万円程度 かなり少

おもに新薬の開発に携わる開発・研究職。一つの医薬品が完成するまでには基礎研究、新規物質の発見、安全性のチェック、治験といったさまざまな業務がありますが、その根底となるのが開発・研究職です。

転職求人数は大変少なく、中途やキャリア採用で入社するにはそれなりの経験やスキルが求められます。新卒でも修士課程以上など、学歴も重要視されているので開発・研究職に転職したい方はしっかりとした準備が必要です。

企業規模にもよりますが、年収はおおむね700万円前後が平均と言われています。昇進や出した結果によっては年収1,000万円以上も夢ではありません

研究・開発職は社会貢献性が強く、コツコツと地道に積み重ねることで結果を出したいタイプに向いています。実際、開発・研究職で働いている方の多くが積み重ねて結果を出せることにやりがいを感じているようです。一方で調剤業務などの一般的な薬剤師業務からかけ離れることが、将来的にはデメリットになりうるという側面もあります。

未経験でも転職できる職場は?→こちら
開発・研究へ転職の方法は?→【記事の後半】

【管理職】多岐に渡るハードな業務。その分大きな達成感も

難易度
平均年収
求人数
★★★★☆ 900万円程度

管理薬剤師とは文字通り管理職として、その職場や組織で一定の権限を持つ薬剤師です。病院や調剤

薬局であれば必ず管理薬剤師がいます。企業の場合、組織の中で与えられた期待や役割を果たしながらステップアップすることになるでしょう。

管理職を求める求人数はそう多くありませんが、管理職前提採用というケースは中途採用などではよくあります。基本的には一般社員として入社し、結果に応じた役職に昇進していくのがセオリーです。

年収は企業規模にもよりますが、900万円前後が平均と言われています。年齢よりも結果に対してのインセンティブを払う企業が多く、年収1000万以上の方も多いようです。

管理薬剤師の仕事は多岐に渡り、多くの管理薬剤師は大変なハードワークのようです。具体的な管理業務は部下のマネジメントやプロジェクトの進捗管理、売上管理などがあげられます。出張や会議などへの出席も多く、トラブルが起こった時は自分が率先して原因究明に当たる必要があります。その分裁量が大きな仕事ができ、達成感も得られるでしょう。

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管理職へ転職の方法は?→【記事の後半】

【品質管理】現場を取りまとめながら、医薬品の安全性を守る

難易度
平均年収
求人数
★★☆☆☆ 580万円程度

品質管理職のおもな仕事は、医療用医薬品がGMPを遵守して作られているかチェックすることです。GMPとは医薬品の製造管理及び品質管理規制という薬事法のことです。品質管理職は大手の製薬会社での募集が多いため、就労規則や休日もしっかり保証されている場合が多いです。入社して数年間は必要な資格取得で大変かもしれませんが、生産スケジュールなどはある程度の目安があるため、繁忙時期などに向けて事前に準備することができます。

求人状況は、正社員などの雇用形態にこだわらなければ数はあります。正社員として働きたい場合は、新卒か第二新卒のうちに製薬会社に入社しておく方が安心です。もし品質管理職で入社ができなくても、企業内で部署移動が可能なケースがあります。別の部署で仕事をしながら品質管理職を目指すのも一つの方法です。

企業規模にもよりますが、年収は580万円前後が平均と言われています。入社直後は年収が低くても、
勤続年数や昇進次第では年収が上がっていきます

品質管理職に求められるスキルは、おもに人材育成とマネジメントです。企業によっても異なりますが、基本的に仕事の多くはマニュアル化されており、派遣社員などが入社してもスムーズに仕事ができることが多いです。そのため正社員に求められるのは、現場スタッフのとりまとめや進捗管理、作業手順の遵守などで、人に教えたり悩みを聞いたりするのが苦にならない方にはやりがいのある仕事でしょう。反対に人をまとめるのが得意でない方や、リーダーシップ気質の強い方は職場が合わないと感じるかもしれません。

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品質管理へ転職の方法は?→【記事の後半】

【薬事】語学力や医薬品の専門知識を活かしたい努力家向き

難易度
平均年収
求人数
★★★☆☆ 650万円程度

薬事業務とは、薬事申請業務のことを指し医薬品や医療機器の製造販売に関する公文書の申請に関連する業務です。医薬品に関する専門知識が必要なことはもちろんですが、申請書類の作成にはメディカルライティングのスキルも問われます。必ずしもひな形に沿って書けばよいということではないため、手続きや法律について熟知しておくことが薬事業務に携わる前提条件です。

求人状況は、正社員求人の数はあります。各社が求めるスキルのレベルはかなり高く、未経験で転職を考えているならTOEICやメディカルライティングスキルのアピールが重要です。場合によっては最初から薬事業務を狙わずに、品質管理などを経て薬事業務へ異動するほうがスムーズかもしれません。先々はフリーランスで薬事代行などの仕事をすることも可能です。

企業規模にもよりますが、年収は700万円前後が平均と言われています。経験者のキャリア採用ならスタートは600~700万円前後、未経験者であれば500万円前後になることもあります。

薬事業務は、おもに申請書類の作成や収集した情報のまとめなどが多いため、細かいことが気になる方には向いています。結果が出にくい研究などと違い、スケジュールという目標があらかじめ決まっているので、目標に向かってコツコツと努力できる人は大きなやりがいを感じるでしょう。英語はメールや文書のリーディングに使うので、英会話よりも読解力が求められます。英会話を活かしたい方は物足りないと感じるかもしれません。

未経験での転職を目指す方→こちら
薬事へ転職の方法は?→【記事の後半】へ

【企業内診療所】仕事とプライベートの両立も可。人々の健康維持に携われる

難易度
平均年収
求人数
★★★★☆ 500万円程度 正社員:少

企業内診療所に勤める薬剤師は、文字通り企業内診療所で働きます。発行された処方箋に従い患者に薬を渡します。各企業によって異なりますが、休日や勤務時間は雇用主である会社のカレンダーに合わせることになります。

最近では企業単体で診療所を持たず、近隣のクリニックと提携してコスト削減する企業が多いので専属薬剤師という形態で働く人は少なくなりました。難易度は採用がうんぬんというよりも、求人がないために難易度が高くなっています。求人さえあれば採用条件などはそう難しいものではありません。基本的な薬剤師業務ができれば問題ないとされています。

企業内診療所に勤めた場合の年収は、500万円前後と言われています。正社員や契約社員としての採用よりはパートやアルバイトの求人が多いと言われています。

企業内診療所でのやりがいは、
自社に関係する人材の健康維持に携われること
です。仕事とプライベートを両立して働くことができるため、自分のやりたいことと仕事の両立も夢ではありません。しかし、昇給や年収アップを求める方には向いていないでしょう。

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企業内診療企業へ転職の方法は?→【記事の後半】

【治験】新薬の効果や安全性を見極める高度な仕事

難易度
平均年収
求人数
★★★☆☆ 600万円程度

治験業務には CRCとCRAの2つの種別があります。新薬を人に投与した際の効果や安全性を見極める大切な仕事です。CRCは治験コーディネーターを指し、治験に関わる医療機関をサポートします。CRAは治験依頼をおこなう製薬会社などをサポートする業務です。

治験業務には必ず薬剤師資格が必要というわけではありませんが、被験者や医師、対応いただく病院などとの調整説明なども業務として発生するため、薬剤師が好まれるケースがあります。製薬会社においては自社でCRA職を雇用し育成しているところもあります。

求人状況はCRC、CRAという総称で募集されているケースもあります。製薬会社が募集する場合と専門会社が募集するケースでは、専門会社の方が求人数は多いです。また、専門会社であるため自分のスキルに応じた案件を担当しやすいです。専門的なスキルに加えて、 コミュニケーション力やマネジメント力などさまざまなスキルが求められる高度な仕事と言えるでしょう。

年収はおおむね年収600万円スタートが多いようです。もちろん保持資格や前職のキャリアなどによって変わります。治験を担当してくれる病院を探すため、全国・海外への出張も多々あります。

治験業務は新薬の正確な知識に加え、病院や関連機関との調整業務、患者やその家族の心のケアなどを総合的に担当しなければいけません。そのた 薬事関連法への知識や薬物動態、疾患背景への理解、統計解析などに長けていることはもちろんのこと、 周囲との調整力、判断力、マネジメント力がある方が求められます

未経験からの転職は決して簡単ではありません。 目標やビジョンを明確にして、過去のどんな経験がどう治験に活かせるのかを論理的にしっかり説明しましょう。業務内容にもよりますが、大きな総合病院などでの勤務経験は興味を持たれやすいスキルです。勉強だけでは補えないスキルは臨床現場で身に着ける必要があります。

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治験へ転職の方法は?→【記事の後半】

【学術】医薬品に関する情報をまとめ、わかりやすく発信

難易度
平均年収
求人数
★★★☆☆ 550万円程度

学術業務は、取扱医薬品に関するさまざまな情報をあつめ、関係者向けにまとめることです。収集する情報は副作用に関することから、別の薬との併用で発生する効果・効能や症例など多岐に渡ります。問い合わせてくるのは、自社のMRや医師などが多く、スムーズなレスポンスが要求されます。海外からの問い合わせもあるため、英文読解のスキルは必要です。まれに患者からの問い合わせもあるため、一概に専門用語での回答ができればよいというわけでもありません。

正社員としての求人はそれなりの数がありますが、現在は学術薬剤師としてというより、関連業務を担う部署が兼任していたり、CROが外注して担っているケースも増えています。そのため応募したい求人の業務内容は、求人情報などからしっかり把握しておくことが必要です。基本的には事務作業が中心ですが、企業によっては学術薬剤師が対応するコールセンターを開設しているところもあります。

年収はおおむね500~600万円前後が平均と言われています。年収としては決して高い方ではないですが、学術ライターやMRなど業務で培った経験を活かせる仕事が多いため、自分のステージに合った働き方をしやすいでしょう。

学術薬剤師は机上で行う事務的なイメージが強いかもしれませんが、プレゼンテーションをする機会も多いため、専門的かつ分かりやすく伝えることが得意な方や人前で話すことが苦にならない方に向いています。書類作成の際にもわかりやすい表現でまとめる必要があります。そのためロジカルに考えることが苦手な方は、最初は苦労するかもしれません。

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学術へ転職の方法は?→【記事の後半】

【MR】コミュニケーション能力は必須。持続力がいる営業のお仕事

難易度
平均年収
求人数
★★★☆☆ 600万円程度

MRは自社の医薬品やその関連情報を医師に届ける営業職のことです。薬剤師の資格やMR認定証がなくても働くことは可能です。しかし薬剤師という国家資格を活かして営業することで、クライアントからの信用が得られやすくなる現状はあります。基本的に担当エリアの病院や医師に対して営業を行いますが、商品の説明会や関連する内容の講演会を主催するといった活動も行います。積極的な売り込みは嫌われますので、講演会や勉強会で先生とのつながりを作ります。

求人状況は、
なりたいと思えば即応募ができる位豊富
です。自分が興味を持つ分野に特化することも可能です。商談相手となる医師は多忙を極めるため、商談は診療や手術などがすべて終わった後や、早朝などまちまちです。そのため拘束時間はかなり長い傾向にあります。また大規模病院になると複数のMRが医師との商談時間を確保しようと狙っていますので、競争相手は多いです。

年収は売上を上げれば、若くして年収1000万以上も可能です。営業職の中で比較するとMRの年収は高い方で、平均して年収600万前後と言われています。国内と外資でも違いますが、最近は年棒ベースの給与形態をとる企業が増えています。

MRのやりがいは、やはり売上が上がった時や契約が決まった時に感じるという方がほとんどです。コミュニケーション能力に長けている人、人の懐にうまく入っていける世渡り上手な人には向いています。しかし結果が伴わないことも多いので、コツコツと自分のやるべきことを進める持続力が求められます。

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MRへ転職の方法は?→【記事の後半】

その他の職種

上記で説明した以外の企業薬剤師の職種についてご紹介します。

職種
業務内容
MS 医薬品卸売業の営業です。医師と薬剤師、MRなどを結ぶ役割を担います。
MSL 医薬品メーカーに所属し、医師など影響力のある人に対して医療活動の支援などを行います。MRよりも専門性の高い情報を扱います。
ライター 医薬品や医療機器の計画・開発・承認に必要な書類や報告書の作成をします。
PMS 市販されている製品の安全性を確かめて報告する、安全管理の業務を行います。

3.企業薬剤師で成功する人はこんな人!

 

企業薬剤師として活躍しているのはこんな人

企業薬剤師に転職して活躍する人には共通点があります。その1つはコミュニケーション能力に長けているということです。病院や調剤薬局で働く場合もコミュニケーションは大切とされていますが、チームや組織で協力して成果を出すことが多い企業薬剤師は周囲と良好な関係を築きながら、自分に課された役割を果たしていくことが求められます。

ここで言うコミュニケーションとは、単純に周囲と仲良くできるということではなく、相手がわかりやすい報・連・相を心がけたり、先を見据えた上で業務を進めるなど空気を読むスキルを言います。

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企業薬剤師の各職種におすすめなのはこんな人

具体的に企業薬剤師の各職種がどんな方に向いているのか、表で見てみましょう。

職種
向いている人
開発職、研究職 社会貢献背の強い方、コツコツと自分のやるべきことに集中できる方
管理薬剤師 ファシリテーションが得意な方
品質管理
(メーカーがメイン)
全体の進捗状況の把握、管理ができる方
タイムマネジメントが得意な方
薬事 英文のリーディングが得意な方
薬事関連の法律やガイドラインなどの知識に長けている方
学術 DI 人にわかりやすく伝えることが得意な方
論理的に物事を考えることができる方
企業内診療所 ワークライフバランスを重視して働きたい方
治験 資料作成が苦ではない方、細かなところまで目を配ることができる方
MR 長期的な目標に対してコツコツと努力ができる方
楽天的な方

仕事や職場を選ぶときに、自分が好きなことや興味があることで目星をつけるのも良いですが、自分の性格や得意なことで選ぶのもおすすめです。企業薬剤師の仕事内容は多岐に渡りますので、一つ一つの特性を理解し、自分に合う仕事を見つけましょう。

4.未経験の薬剤師でも企業へ転職できる職種は?

企業薬剤師は近年の働き方改革の影響で、臨床現場にいる薬剤師に比べるとワークライフバランスがとれていると言われています。そのため転職先としての人気が高く、即戦力のキャリア採用も増えています。

企業薬剤師の経験がなくとも転職が可能な職種はMRや薬事などです。いったん就職すれば、個人の適性に合わせた配置転換が行われることもあるので、将来的にやりたい業務に就くことも夢ではありません。

初めての職種への転職は、薬剤師専門の転職エージェントを利用するのがもっとも近道でしょう。転職のプロであるエージェントやキャリアコンサルタントが、募集要項などの情報提供に加え、具体的にどうすれば企業薬剤師になれるのかアドバイスをくれます。自力で転職活動をおこなうよりも専門家の力を借りた方がスムーズに進められます。まずは転職サイトに登録し、情報を収集してみましょう。

実際に未経験から企業に転職した人の体験談

実際に未経験から転職に成功した人の体験談をご紹介します。

「証券会社からMRに転職」
私は新卒で証券会社に入社しましたが医療業界に進みたいと考え、MRを目指すことにしました。転職サイトに登録して活動を始めました。MR経験がないと応募すらできないこともありました。しかしなんとか未経験OKの求人を紹介してもらえ、転職することができました。MRに転職したことで日々勉強でき、プライベートの時間も取れるようになったので転職してよかったなと感じています。(30代 男性)

このように未経験からでも実際に企業薬剤師に転職できた人がいます。もし企業で働きたい気が少しでもある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

実際に求人を探してみた

大手転職サイト薬キャリで探してみたところ東京都千代田区で企業薬剤師の求人を探すことができました。
→企業薬剤師の求人を探してみる

5.どうしても企業で働きたい情熱のある方へ

企業薬剤師の中でも、治験や開発などの業務は中途採用自体が少なくキャリア採用や転職が難しい傾向にあります。また、企業内診療所勤務の薬剤師も、そもそもの診療所の数が少ないため大変な競争率となっています。

このように中途採用では入社が難しい職種に転職したい方は、求人サイトを使って自分で転職を進めるよりも、薬剤師専門の転職エージェントに登録し、コンサルタントに相談しながら転職活動を進めるのがおすすめです。転職エージェントに登録すると、企業が公にしていない非公開求人や、最新の求人に出会える可能性がアップします。また直接その業務で就職することが難しくとも、関連業務やアシスタントで経験を積み、将来的に希望職種への配置転換をするといった戦略的な進め方もできます。そのようなサポートができるのは薬剤師の転職に特化したコンサルタントならではの強みでしょう。

「まだ悩んでいるが、企業薬剤師も候補のひとつ」という場合は、転職コンサルタントにあなたが理想とする働き方や年収を伝えてみましょう。自分では思がけない理想の職場を紹介してもらえる可能性もあります。

薬キャリに無料登録してコンサルタントに相談する

コラム 薬剤師が企業に就職するのに学歴は必須?

 
一部ネットの情報では、旧帝大や早慶クラスの薬学部を卒業していないと製薬企業に就職できないとの情報があるようです。果たしてその情報は本当なのでしょうか。
結論、ハイレベルな大学を卒業していなくても製薬会社には入れます。特にMRは人間性やコミュニケーション能力など、学歴以外の力が採用に大きく影響してきます。
ただ求人数は少ないので、もし製薬会社に興味があるなら転職サイトに登録して求人を探す必要がありそうです。


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