2018.06.27

新卒1年目も出る、薬剤師のボーナスを徹底比較!賞与UPの方法2つ

「あれ、思ったより今期のボーナス少ない…」 あなたは自分のボーナスに満足していますか?また他の薬剤師はどれくらいもらっているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

薬剤師のボーナスは職場によって大きく異なります。この記事では職場ごとにボーナス額の検証と比較、そしてボーナスを増やすために何ができるかを紹介していきます。

ぜひ現在のご自身のボーナス額と比較してみて、今後のキャリアプランの参考にしてみてくださいね。

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1.薬剤師のボーナス平均額は職場によって違う?

先ほど職場ごとに平均ボーナス額は異なると述べましたが、実際はどうなのでしょうか?
まずは職場別にボーナスと年収の相場を算出し、一覧表にまとめてみました。

【職場別】平均ボーナス額・年収相場

職場
ボーナス
年収
製薬企業 100万円 720万円
ドラッグストア 90万円 650万円
調剤薬局 70万円 500万円
病院 60万円 450万円

表から分かるように、ボーナスは年収の高さと相関関係があるようです。詳しくみていきましょう。

【職場別】ボーナスや年収の事情まとめ

ここからは各職場のボーナス額や年収・月収の平均データを紹介していきます。

製薬企業のボーナス事情

製薬企業の平均ボーナスは約100万円で平均年収も約720万円(月収約52万円)と、頭ひとつ抜けています。またMR(医薬情報担当者)の場合は、営業成績次第ではインセンティブによる加算も期待できます。

MRは残業も多くコミュニケーション能力も必要とされる職種ですが、営業職が向いている人にとってはこの上ない仕事かもしれません。

ドラッグストアのボーナス事情

ドラッグストアの平均ボーナスは約90万円(年収約650万円、月収約47万円)です。ドラッグストアの給与が高いのは、調剤業務などの他に品出しや接客対応など業務の幅が広いため。業務内容や評判は店舗によって様々でどこも仕事内容は大変なのは間違いないですが、しっかり稼ぎたい方にはおすすめです。

調剤薬局のボーナス事情

調剤薬局業界の平均ボーナスは約70万円(年収約500万円、月収約36万円)です。
調剤薬局業界のボーナスが比較的少なめなのは初任給の低さと昇給速度の遅さが大きく影響しています。

病院のボーナス事情

病院薬剤師の平均ボーナスは約60万円(年収約450万円、月収約33万円)と低めです。医療従事者間で相対的に人手不足傾向にある医師や看護師に人件費が優先して使われることが理由に挙げられます。

夜勤は夜勤手当等が加算されるため総支給額はやや高めになりますが、調剤薬局同様そこまで高い収入を期待することはできません。

ここまで平均年齢におけるボーナスや年収をみてきました。しかし、新卒薬剤師のボーナス相場とはかなり差があるため注意が必要です。次は、駆け出し入社1年目の場合の初任給やボーナスについて見ていきましょう。

→薬剤師の年収について詳しく知りたい方はこちら

2.駆け出し新卒1年目の薬剤師の平均初任給・ボーナスは?

薬剤師

当然のことながら平均給与や平均賞与は年齢や経験年数によって異なります。ここでは新卒薬剤師の初任給と1年目のボーナスについてご紹介していきます。
職種によって1年目はボーナスではなく寸志(※)またはボーナスなしの場合もありますが、薬剤師はどの職場でもボーナスとして支給される傾向にあります。こちらも平均データを見ていきましょう。
※寸志とは・・・目上の人から目下の人に対して渡される少しの金銭や品物のこと

【職場別】初任給・ボーナス額

職場
初任給
ボーナス
製薬企業 22万円 22万円
ドラッグストア 25万円 30万円
調剤薬局 20万円 16万円
病院 22万円 11万円

薬剤師の初任給とボーナスの関係まとめ

ここからはさらに詳しく、職場ごとに初任給とボーナスの関係を見ていきましょう。

企業の初任給とボーナスの関係

製薬企業の場合MRと研究職で給与に大きく差がつくこともありますが、初任給はほぼ変わらず約22万円が平均です。またボーナスは初任給の約100%となっていますので、約22万円。ただし外資企業などは年俸制を採用している場合は、あらかじめボーナス込みの金額が提示されていることもあります。事前に確認するようにしましょう。

ドラッグストアの初任給とボーナスの関係

給与が高いイメージがあるドラッグストアは、実際に初任給も他の職場の平均相場より高く約25万円。ボーナスも初任給の120%である30万円と、他の職場に比べると 高水準となっています。

調剤薬局の初任給とボーナスの関係

調剤薬局の初任給の平均は約20万円。ただ調剤薬局の給料は勤務地域や薬局規模、調剤薬局として全国展開しているかどうかで大きく変わる傾向にあります。新卒薬剤師の初年度のボーナスは通常初任給の80%程度が相場ですので、約16万円の職場が多くなっています。

病院の初任給とボーナスの関係

病院薬剤師の初任給の平均額は約22万円。調剤薬局よりもやや初任給の額は高くなっていますが、これは手当がつく夜勤などが多いためです。ただ給与は調剤薬局より高いもののボーナス相場は初任給の約50%である約11万円となっています。

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~コラム1~有名ドラッグストア各社の薬剤師の初任給比較

 

先ほどドラッグストアの初任給は約25万円とご紹介しました。つぎは数多くあるドラッグストアの初任給を企業ごとにまとめてみました。

※リクナビ2018、各企業HPより

ドラッグストア 初任給
イオン薬局 28~37万円(月給制)
マツモトキヨシ 30~33万円(年俸15分割)
スギ薬局 30~32万円(月給制)
富士薬品 31万円(月給制)
ココカラファイン 30~31万円(月給制)
クオール薬局 26~38万円(月給制)
さくら薬局 25~35万円(月給制)

全国各地で展開している有名な企業の初任給は高めでこのようにになっています。一口に初任給と言っても、勤務地や地方へ転勤のあるコースかどうかでかなりの幅が生じています。企業によっては10万円近くの差があるところも。企業ごとの比較をしてみて、ぜひご自身の就職を考える際の参考にしてみください。

3.薬剤師がボーナス額を上げるためにできること2つ

 

ここまで職場ごとに平均ボーナス額や年収相場をみてきましたが、ご自身と比較していかがでしたか。「もっと給料がほしい」と感じた方もいるのではないでしょうか。そんな方に向けて、つぎはボーナス額や年収を上げるための2つの方法を明らかにしていきます。

1.今の職場での仕事をもっと頑張る

これまでのボーナスの数値はあくまで平均値であるため、もちろん優秀な人材には多くのボーナスが支払われます。また勤務年数が上がって年収アップしていくにつれ、少しずつ昇給していきます。いま現在のボーナスをあげたい場合は、仕事を頑張り、店長やマネージャーといった役職に就くことで昇給が期待できます。

2.もっと高いボーナスがもらえるところへ転職する

一方、売上が伸びない等の外的要因でボーナスが上がりにくい職場が存在します。そのような職場では、自分の力でボーナスを上げることは困難です。いまの給与に不満のある方は、思い切って転職を考えてみるのもひとつの手だと言えるでしょう。

薬剤師は人手不足の関係から非常に転職のしやすい環境に置かれているため、転職をするのにそこまでの苦労はかかりません。
そうはいってもいきなり転職はハードルが高いという方には、転職サイトへの登録をおすすめします。転職サイトは登録したら必ず転職しなければならない訳ではないうえ、自分の求める求人を専門のエージェントが探してくれるので安心できますよ。

~コラム2~ボーナス支給後に転職したい!というあなたへ

どうせ転職するならボーナスをもらってからが良いですよね。ボーナス支給後は退職者が多く、求人も豊富になります。しかし、中にはボーナス支給後だと職場に悪い印象を残してしまうのではないかと心配なさる方もいらっしゃるでしょう。実際ボーナス受給後に退職する人は多いです。引継ぎをしっかりしていれば、そこまで心配することではなさそうです。

ただボーナス支給後に転職するには何点かポイントがあります。

まず転職者が多い分、ライバルも多くなりますボーナスをもらう前から転職エージェントに良い求人が出たら教えてくださいと頼んでおくと、ライバルたちに遅れを取ることなく転職活動を勧められます。

また現職場の支給条件をよく読んでおくことが重要です。規定がしっかりしていない場合はしっかり確認してから退職の申告をしないとボーナス減額などの処置を取られてしまう場合があるので注意が必要です。しっかり準備して、ボーナス後の転職を成功させましょう。

4.魅力的なボーナスあり!正社員薬剤師のメリットって?

薬剤師が正社員として働く場合、転勤や残業、休日出勤があるなどのデメリットもありますが、ボーナスをもらえることも含めてそれ以上にメリットがたくさんあります。
ここでは代表的なボーナス以外のメリットをご紹介しています。

雇用が安定している

正社員のメリットはなにを差し置いても雇用が安定していること。正社員は原則無期限の雇用契約ですから、一度採用されれば簡単に解雇されることはまずありません

ボーナスに加えて退職金も出る

正社員の特権といえばボーナスですが、加えて退職金も支給されます。ある程度の勤続年数があればまとまった金額が支給されますので、退職後の生活に余裕を持っておきたい方にもおすすめです。

勤務先負担で研修制度を活用できる

企業によっては正社員を対象とした勉強会や研修制度を設けているところも多くなっています。企業がスキルアップの場を与えてくれるのは、正社員ならではです。

転職が成功しやすい

正社員としての経験があれば、転職する際に次の職場が見つかりやすい傾向にあります。特に薬剤師は他の業界の職種と比較しても転職回数が多い傾向にありますから、これは大きなメリットになりそうです。

5.薬剤師はボーナスを求めて正社員を目指すべきなのか?

薬剤師の場合は正社員だけではなく、派遣やパートなど別の働き方でもある程度の収入を得ることができます。パートはフルタイムで働くのが難しい方が多いですから、平均年収は80万円~150万円ですが、派遣であれば年収400万円~500万円とボーナスがないにも関わらずほぼ正社員と変わらない年収を期待できます。

正社員の場合は全国転勤がある職場も多いですし、業務責任や業務範囲が増えても給与に反映されない場合もありますから、自分に合わないと感じたら正社員以外の道を探してみても良いかもしれません。

関連記事:仕事と家庭の両立がしたい方は「ママ薬剤師必見!パートの時給相場と求人選びで持つべき3つの視点
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6.薬剤師がキャリア構築に迷ったら…

正社員の特権であるボーナスは確かに魅力的ではありますが、派遣やパートにも正社員にはないメリットがたくさんあります。例えば、女性でママ薬剤師として活躍するなら年間で正社員よりも時間に余裕があり、さらに高時給も期待できるパートの方が良いかもしれません。また、フルタイムで働きたいけれどどうしても全国転勤できない理由があるなら派遣で働いた方が将来的なメリットは大きいかもしれませんよね。

職場選びは個人の人生設計にも関わる大事なもの。もし転職先選びに不安を感じるようでしたら、1度 プロの転職エージェントに相談してみるのも方法の1つです。転職サイトに登録すれば転職情報だけではなく、専任のエージェントがあなたの相談に乗ってくれて、積極的に転職入社に対する不安解決への手助けをしてくれます。ボーナスなど企業の内部事情にも詳しいですから、不安解消の手段の1つとして活用することも検討してみると良いでしょう。

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