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日本調剤への転職ってどうなの?評判からわかる年収・福利厚生の実態

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「日本調剤ってどんな薬局なんだろう?」「教育制度が充実しているってホント?」
そんな疑問を解消するため、日本調剤で働いたことがある人の口コミと独自調査をもとに日本調剤の職場の実態を調査しました。

年収や福利厚生など働くうえで気になるポイントを解説しているので、日本調剤に興味がある人はぜひ最後までお読みください。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

この記事に書いてあること

1. 日本調剤の年収はどれくらい?

多くの人にとって仕事選びで外せないポイントである年収。どんなに会社や仕事内容が魅力的でも、年収に満足できなければ転職は現実的に難しいと思う人も少なくないでしょう。

まずは日本調剤の年代別年収を見ていきましょう。

【年代別|日本調剤の年収】

年代 平均年収
20代 420~480万円
30代 500~520万円
40代 530~550万円
50代 540~550万円

日本調剤で働く薬剤師の年代別の平均年収は上記の表のとおりです。薬剤師としての経験なども影響しますが、調剤薬局の平均年収が約500万円(厚生労働省発表)であることを考えても、おおむね平均的で決して悪くはないといえるでしょう。年収面で見れば、日本調剤は安心して働ける会社だとわかりますね。

ボーナス額は他社よりも高め

日本調剤のボーナス支給は年2回。ボーナスは高い順からS、A、B、C、D、E、Fの7段階相対評価のランク付けで決定されます。このうちS、A、Bと評価されると、4~6ヶ月分のボーナスをもらえます。他の大手調剤薬局は2~3ヶ月分のことがほとんどだと考えると、日本調剤の薬剤師は多めにボーナスをもらっていることがわかります。

よほど大きなクレームがなければD以下の評価になることはなく、低評価を心配する必要はないようです。頑張って高い評価で高いボーナスを得られることはモチベーションを刺激しますね。

  • 30代女性
    評価4

    年収は特に不満はありませんでした

    年収は他の調剤薬局に比べると低めかもしれませんが、ボーナスが年2回きちんと支給されて、1回のボーナスが月収の2.5倍以上出るのでおおむね満足しています。残業代もした分だけしっかり支給されます。
    評価は投薬枚数や研修制度の結果などで評価され、毎年少しずつですが上がっていくため不満はありませんでした。

2. 日本調剤への転職の一番のメリットは教育制度が充実していること!

ご存知の方も多いかもしれませんが、日本調剤は業界でも有数の教育制度が整った調剤薬局です。実際にどのような制度があるのか見ていきましょう。

日本調剤のユニークな2つの教育制度

転職の目的に薬剤師としてのスキルアップを挙げている人は、転職先の教育体制も気になるところ。特にブランクがある人や調剤未経験者にとっては、重要なポイントですよね。

薬剤師教育を薬局運営の優先課題だと考えており、業界トップクラスのカリキュラムに基づいた継続的・段階的なサポートを全国規模で行う教育システムを構築している日本調剤。具体的には、次のような多彩な研修制度を設けています。

  • 中途入社集合研修
  • 教育情報部ポータルサイト&バーチャルクラスルーム
  • 15ステップアップ研修(e-learning)

ここでは、「教育情報部ポータルサイト&バーチャルクラスルーム」と「15ステップアップ研修(e-leaning)」について詳しくご紹介します。

教育情報部ポータルサイト&バーチャルクラスルーム

全国の日本調剤の店舗で学べる社内ネットワーク専用ホームページのことを指します。薬学関連情報から患者様満足向上のための学習ツールまで、日々の業務に関する情報を網羅的に取りそろえています。中でも注目したいコンテンツは、業務の中で出た質問に教育専任スタッフが回答してくれる「質疑応答システム」や病気や疾患についての解説資料が収録されている「ビデオライブラリ」。

業務中はなかなか質問できない、知識を整理したいなど必要なときに正しい情報をチェックできる優れもので、「忙しい店舗でなかなか先輩に質問するタイミングが見つからない…」といった悩みも解決できるでしょう。業務の合間や休憩中に手軽に学習できると好評の教育プログラムのようです。

15ステップアップ研修

入社後に全社員を対象に行われるe-learningを利用した実践的そして総合的なプログラムで、日本調剤の薬剤師教育の柱。薬学や店舗管理などの実践的知識が15ランクに分かれてバランス良く集積されており、段階別に学習と確認を繰り返しながら上位のランクにステップアップしていきます。どこにいてもオンラインで受講できるので便利です。

このように一人ひとりの薬剤師に合わせた教育を受けられる日本調剤。全国どの店舗で働いていても、正確で質の高い情報にふれられるのも魅力でしょう。日本調剤はスキルアップを目指す薬剤師におすすめの職場なのです。

  • 30代女性
    評価5

    スキルアップ・キャリアアップはしやすい環境です

    異動が多くいろいろな店舗を経験することでスキルアップにつながっていると思います。また15ステップアップという制度があり、体系的にも薬学を学ぶことができるので非常にありがたいです。
    キャリアアップに関しても、女性が多い職場のため女性でもキャリアアップするチャンスは豊富にあります。

在宅にはあまり力を入れていない

転職でスキルアップを目指したい、キャリアの幅を広げたいと思う薬剤師が注意したいことが、日本調剤は在宅医療にあまり力を入れていないということ。専任チームを設置したり、受け入れ体制を整えたりしていますが、他社と比べるとあまり強いとはいえません。そのため、積極的に在宅医療に取り組みたい方にとっては向いていない会社といえそうです。

背景としては、日本調剤は大学病院・総合病院の門前薬局に店舗を構えていることが多く、単価の高い処方箋をさばくことに注力していることがあります。門前薬局への出店割合は62.9%、全国の大学病院総数に対する出店割合が47.1%と非常に高い数値であることからもよくわかるでしょう。(数字で見る日本調剤2020年6月1日時点)このようなことから、地域密着の在宅医療にはそこまで力を入れていないのです。

「在宅医療に取り組みたいから転職したい」という方には、日本調剤は転職先としてあまり強くはおすすめできない会社です。

3. 日本調剤の福利厚生、残業時間の実態を調査

続いて日本調剤の福利厚生や残業時間の実態について調査した結果をご紹介します。

日本調剤の福利厚生は充実

長く働き続けるためには、福利厚生も大切なポイント。大手で一部上場企業でもある日本調剤は福利厚生も充実しており、次のようなものがあります。

  • 借上社宅制度
  • 奨学金返済サポート制度
  • 育児短時間勤務・育休産休制度
  • 薬品使用料支給・OTC社員割引制度
  • JTBベネフィット福利厚生サービス

ここでは、他の薬局ではあまり見られない、もしくはしっかりとした実績を持っている「育児短時間勤務・育休産休制度」と「薬品使用料支給・OTC社員割引き」をピックアップして詳しくご紹介します。

育児短時間勤務・育休産休制度

子どもが小学校に就学するまで、1日の勤務時間を最大で2時間(30分単位で取得可)まで短縮できる制度です。保育園などの送り迎えがあるママ薬剤師にとってはありがたい制度ですね。

似たような制度はあるものの実際は機能していない会社も多々ある中、日本調剤は産休育休の取得率は100%、産休復職率は95.2%とかなり高い実績を誇っています。小さな子どもを育てているママ薬剤師にとってもワークライフバランスが両立しやすい職場といえます。また、これから子どもをもつことを考えている方にとっても、心強い制度でしょう。

薬品使用料支給・OTC社員割引制度

日本調剤グループの薬局で調剤した薬代の本人負担額は全額会社負担になる制度。しかも負担してくれるのは本人だけでなく、被扶養者分も対象なので結婚をされている方、子どもがいる方にもおすすめできます。さらにOTC医薬品を割安な価格で購入できるのにも注目です。

社員にとって働きやすい職場を現場だけでなく、会社全体で目指していることがわかりますね。このように日本調剤は福利厚生の充実にも力を入れている職場なのです。

  • 30代女性
    評価4

    大手企業だけあって福利厚生は充実していました

    一部上場している大手の調剤薬局なので福利厚生は充実していました。
    産休や育休も女性が多い職場なので充実していて、とても取りやすかったです。取得後に復帰している方もたくさんいます。

    また地域手当も地方は特に高く、東京でも数千円は出ていたので満足しています。

日本調剤は店舗によっては残業が必要

ワークライフバランスの両立を求めて転職したい人が気になるのが、残業の多さ。実際のところ、日本調剤で働くと残業はないとは言い切れないのが現状です。

日本調剤は大学病院や総合病院の門前にたくさんの店舗を構えているため、必然的に一日の処方箋枚数が多い傾向にあります。具体的には一人当たり38~45枚程度と考えてよいでしょう。そのため処方箋がさばききれない場合は残業をすることもあるのです。ただしこれはあくまで傾向であって、全ての店舗に当てはまるわけではありません。次に紹介する体験談のように、店舗によっては残業がない場合もあるようです。

  • 30代女性
    評価4

    私の店舗はまったく残業はありませんでした

    店舗によって残業時間は違ってくるので一概には言えませんが、私が配属された店舗はそこまで残業が多い店舗ではなかったので悪くはないです。
    18時閉店でしたがだいたいその時間に閉めることができ、土日休みの店舗だったのでとても働きやすかったです。

4. 日本調剤へ転職をするなら転職エージェントを利用した方がよい?

気軽に仕事を探せる求人サイトですが、自分で求人を探すのには質・量ともに限界があります。理由としては、次のようなことがあります。

  • 求人サイトに掲載されている情報には限りがある
    転職エージェントなら店舗ごとの人間関係から職場の忙しさまで、実際に店舗に足を運んでいる担当者に内情を教えてもらえます。
  • 転職エージェントしか扱っていない良質な求人がある
    転職エージェントを使えば、求人サイトよりも条件のいい非公開求人を紹介してもらえる可能性があります。

これらのことから、日本調剤への転職を考えているなら、転職エージェントの活用をおすすめします。

日本調剤に転職する際におすすめの転職エージェント

転職エージェントごとによって特徴や強みが異なるため、転職エージェントであればどれでもいいわけではありません。

日本調剤に転職をする場合はファルマスタッフがおすすめです。ファルマスタッフは日本調剤グループのため日本調剤薬局含め、各調剤薬局との太いパイプをもっています。

他のエージェントがもっていない求人を保有していたり、条件交渉がしやすいというメリットがあるのです。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフキャプチャ
  • 年収600万円以上や時給3,000円以上などの高給与求人が豊富
  • 日本調剤グループ独自の教育体制・研修制度が整備されている
  • 福利厚生完備の派遣求人が豊富

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