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管理薬剤師の職務内容と責任

管理薬剤師となるための専用資格などはありません。言い換えれば薬剤師であれば誰でも管理薬剤師となることができます。さらに正社員として働くほか週14時間という最低勤務時間が十分に取れればパート勤務も可能です。

しかし、管理薬剤師として勤務するには幅広い経験と知識が求められ、大きな責任が伴います。部下が残業している場合には自分も残らなければならない場合もあります。

この記事に書いてあること

1.管理薬剤師として求められるもの

調剤薬局や店舗、製造業では拠点ごとに管理薬剤師の設置が義務付けられています。管理薬剤師となるための専用資格はありませんが、求められる条件には主に4つあります。

  • 一定年数以上の実務経験(3年以上)
  • 薬局運営の管理能力
  • 薬事法並びに関連法規に精通していること
  • 保険請求など医療事務に精通していること

管理薬剤師となるためには、一般薬剤師としての業務のほかに、店舗運営に関するすべてに精通していなければなりません。一般薬剤師として勤務しながら管理薬剤師より実務を学び、さらに法令関連などについての理解を深めていく必要があります。

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2.管理薬剤師の仕事とは

管理薬剤師の業務内容はおおよそ以下のの3つに大別されます。

  • 管理業務
  • 情報提供業務
  • その他の業務

この中で最も中心となるのが管理業務です。それぞれ以下で解説をします。

1.管理業務

具体的な仕事内容には「薬局管理帳簿の記入と管理」「医薬品の購入・販売・品質管理」「薬事管理」「構造設備の管理」「従業員の管理」の5つがあります。

薬局管理帳簿の記入と管理では、この帳簿が運営管理の基本となるため正確な記載と管理が必要です。
医薬品の購入・販売・品質管理では、医薬品の鮮度を管理など、医薬品の購入・販売・品質管理の最終責任を負います。
薬事管理では、医薬品の回収、麻薬・覚せい剤原料・向精神薬・劇薬などの許可、保管の責任を負います。
構造設備の管理がでは、医薬品とそれ以外のものを分け、さらに医薬品を3つの区分に分けて陳列すること、不良品の回収と廃棄、不良品とならなために、遮光、冷所など適切な保管など様々な業務を行わなければなりません。
従業員の管理では、管理薬剤師以外の薬剤師、およびその他の従業員が適切な業務遂行を行っているかを管理・監督します。また高度な薬学の専門知識が必要な事例などで、他の従業員での対応ができない場合は管理薬剤師が対応しなければなりません。

2.情報提供業務

情報提供業務とその他業務は密接に関連するものです。つまり医薬品などに関する情報を常に把握し、購入者が医薬品の適切な使用ができるように情報提供しなければならないということです。

3. その他の業務

その他の業務では主に「患者とのコミュニケーション」「患者の相談などの対応」「医薬品に関する専門知識の収集・報告」の3つあります。

患者とのコミュニケーションは、患者との綿密に接するためコミュニケーション能力も管理薬剤師にとって欠かせない業務です。
患者の相談などの対応では、服薬に関する指導や効能・副作用に関する相談、苦情の受付など薬学知識を必要としない対応なども求められます。
医薬品に関する専門知識の収集・報告では、管理薬剤師が医薬品などに関する専門的な情報を収集し、医師、看護師、一般薬剤師、その他スタッフや厚生労働省に対して報告する業務も行います。
他のスタッフや患者が適切に医薬品を使用するためには必要不可欠な業務であり、医薬品の製品仕様や関連する様々な文献などから副作用などに関連する情報を整理し適切に保管することも重要な役割です。

管理薬剤師はドラッグストアや調剤薬局、医療機関で働く他に一般企業で働くという選択肢があります。その場合は製薬会社の本社・支社、工場、倉庫のいずれかで働きます。職場によって土日休みなどの働き方が異なります。 ここで紹介したものが管理薬剤師の仕事のすべてではありません。調剤薬局の例を中心に紹介しましたが、業種ごとにさらに細分化された仕事があります。いわゆる薬剤師業務のすべてにおいての最終責任を負うのが管理薬剤師と理解して頂ければよいと思います。

3.責任者としての覚悟とリーダーシップ

管理薬剤師として必要なものは、より大きな責任を負う覚悟リーダーシップであると言えます。管理薬剤師は薬剤師たちのリーダーであり薬局長は店舗の経営面を担当します。経営者が別にいる場合、施設改修の勧告などを強く迫らなければならない局面もありえます。スタッフを管理・指導していくためには強いリーダーシップを発揮しなければなりません。

言い換えれば管理薬剤師の仕事は、経営者の仕事と言えるでしょう。管理薬剤師としての業務が十分に遂行できれば調剤薬局経営のノウハウは会得したと言えるかもしれません。一般薬剤師の枠にとどまらず、自ら薬局経営を志す方や、薬剤師の資格・経験をベースに新しいことにチャレンジしたいという方には管理薬剤師業務は大きな財産となるのではないでしょうか。

あらゆる業種において管理薬剤師ニーズは高く、待遇面でも優遇されています。その必要性の高さから様々な企業で勉強会や研修会が開催されています。ビジネスマンとしてステップアップするとともに、好待遇を得るチャンスでもあります。上昇志向のある方にはぜひチャレンジしていただきたいものです。

管理薬剤師には大きな責任と共に、高いマネジメント能力が求められます。しかし薬剤師としてキャリアアップを遂げ、自分自身のスキルを上げるチャンスがあるというメリットもあります。苦手なものを苦手として避けるのではなく、敢えて挑んでいくことにこそ大きなやりがいがあるのではないでしょうか。

4.転職しようと考えている方や派遣やパートを始めようと考えている方へ

新しい職場を探す際にネットの情報で職場先を評価していませんか?その方法だと実は後々「こんなはずじゃなかった」と後悔することになるかもしれません。

「こんなはずじゃなかった」と後々後悔する入社前の疑問3選

ネットの情報の情報だけでは絶対に知ることができないことが多くあります。このページではその中から3選を厳選してご紹介します。

年収600万円以上可は本当に600万円以上もらえるの?

「こんなはずじゃなかった」 ネットの情報よりもずっと低い給料で働かなければならないブラックな職場の場合があります。

職場の雰囲気ってどうしたらわかるの?

「こんなはずじゃなかった」薬剤師の転職後の悩みとして最も多いのがこの疑問を解決せずに起こってしまう 「人間関係について」です。

ドラッグストアは店舗によってはシビアな売上ノルマに毎日ぴりぴりしている事があるそうです。 また調剤薬局は職場が小規模・閉鎖的であるため、長く勤めている薬剤師さんが一人いると職場全体の雰囲気が悪くなります。

福利厚生は本当に完備されているの?

「こんなはずじゃなかった」 「働く女性を応援!」と書かれていたのに、産休も育休も取りにくい職場だったという実例があります。

このような疑問は基本的に実際に働いてみないと解決しません。このような状態を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか?

入社後よくある「こんなはずじゃなかった」は対策があります

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