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電子お薬手帳の課題は医療機関との連携。株式会社メディカルシステムネットワークの挑戦

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薬剤師業界では、年々深刻化する人手不足が問題となっている。さらに、高齢化が進む日本では、男性が81.25歳、女性は87.32歳と平均寿命は過去最高を更新(2018年、厚生労働省発表)。チーム医療の重要性が叫ばれている現状から見ても、薬局において業務のIT化は必要不可欠だといえる。

しかし、ITツールの導入に消極的な薬局も多いのが現状だ。

そんな中、全国に約400店舗の調剤薬局を展開する株式会社メディカルシステムネットワークは、全店で電子お薬手帳「なの花おくすり手帳」を導入。

電子お薬手帳を導入することで、薬剤師の業務負担軽減や患者とのコミュニケーション向上につながっているという。薬局事業本部のサブリーダー薬剤師である鈴木達彦さんにお話を伺った。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

この記事に書いてあること

薬剤師の業務負担を減らし、より正確な服薬指導を行うために

取材をうける株式会社メディカルシステムネットワークの鈴木達彦さん

「以前から、子どもから高齢者まで多くの世代の方に紙のお薬手帳をご利用いただいていました。しかし紙の手帳だと持ち忘れることが多く、正確な服薬指導を行えないというのが現場での大きな課題となっていたんです」

薬局で取り扱う薬の中には、飲み合わせが悪いものもある。持病やアレルギーがある患者の場合、命に関わる危険性も十分に考えられるだろう。

また、薬局では患者の薬歴や副作用の有無を一度紙にメモをとり、後から清書していた。急いで書き写すと文字を解読できず混乱することも多く、薬剤師の業務が圧迫された。

なの花薬局では、1,700名を超える薬剤師が在籍。門前や皮膚科や耳鼻科など複数の医療機関が併設している薬局では、1日の処方箋枚数が170枚を超えることもまれではない。そのため、電子お薬手帳の導入が急務だった。

「現場での声を受け、数年前に他社が提供している電子お薬手帳を導入しました。しかし実際に使ってみると、チェーン向けの機能が少なく他店舗間での情報共有がしづらかったんです。ならば、患者様の情報を全店舗で閲覧できる自社専用にカスタマイズされたアプリを導入しようということになりました」

患者との信頼関係構築や採用ブランディングにもつながる

なの花薬局公式キャラクターのなーの

なの花おくすり手帳を導入後、データ入力が容易になり業務効率が大幅に改善。事務的なルーティン業務を効率化することで、患者とのコミュニケーション量も少しずつ増えていった。

「患者様と言葉のキャッチボールの回数が増えれば、心の距離も自然と縮まっていきます。薬の飲み残しはないか、3食摂れているかなど、より具体的な質問を投げかけることで患者様の暮らしが見えてくる。それこそが、皆様に必要とされ、信頼され、愛される地域薬局でありたいという、弊社が目指す理想の形です」

なの花おくすり手帳の導入は、薬剤師の業務を改善し患者との会話を円滑にするだけではない。自社の採用ブランディングにも役立っている。

「なの花おくすり手帳は、親しみをもってらえるよう弊社のオリジナルキャラクターNa-No(なーの)を使用しました。面接の際に候補者の方々と話をすると、もともとNa-Noを知っていたという方がけっこういらっしゃるんですよ」

なの花おくすり手帳の登録者は主に、小さな子をもつママ世代が中心だ。

「導入前から懸念していたのですが、やはり高齢者の中にはスマホに苦手意識をもつ方もいらっしゃいます。話を聞くと、アプリの登録でつまずく方が多い印象です。そのため、処方箋を待つ間に登録方法や使い方の説明をするなどして店舗全体で工夫しています」

医療機関との情報共有が課題

取材に回答する株式会社メディカルシステムネットワークの鈴木達彦さん

電子お薬手帳は薬剤師の業務をサポートしてくれる反面、多職種との連携が難しいというのが現状の課題だ。

「業界全体で電子お薬手帳が普及していますが、アプリの仕様がすべて統一されているわけではありません。そのため、患者様の薬歴を医療機関と共有しづらいという課題があります。薬剤師は電子タイプを推奨していますが、ドクターの多くが紙タイプを支持しているというのが現状です」

病院に搬送された患者が電子お薬手帳を使用していた場合、スマホにロックがかかっていると一刻を争う緊急時に薬歴を確認できない可能性も考えられる。そもそも、病院側が電子タイプに対応していない場合もある。

「緊急時のリスクを考えると、電子タイプだけに絞るのは難しい。病院に行くときは紙、買い物や食事などで外出するときは電子というように、両方を使い分けている患者様も中にはいますから。

とはいえ、電子お薬手帳の導入が質の高いサービス提供につながっていることは間違いありません。少子高齢化が進む日本ではこれから先、医療と介護が連携した取り組みがより強化されていくでしょう。まだまだ課題は山積みですが、多様化する医療ニーズに柔軟に対応できるよう患者様と医療機関、双方にとってベストな方法を見つけていけたらと思います」

株式会社メディカルシステムネットワークでは、新卒・中途採用を行なっています。店舗見学会やセミナーも開催しています。自分のやりたいことができずにもんもんとしている方、新しいことに挑戦したみたい方は、問い合わせてみてください。

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