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薬剤師必見! 転職の際に知っておきたい履歴書「志望動機」の書き方

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履歴書を書く中で、「志望動機」の書き方に悩む人が多いのではないでしょうか。
最近では、薬剤師にとって比較的転職しやすいとされていた調剤薬局やドラッグストアでも書類選考の段階で落とされるケースがあります。

この記事では志望動機の書き方やポイントについて、エージェントに聞いた情報をもとに紹介します。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

この記事に書いてあること

薬剤師転職サイトランキング
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1. 【薬剤師必見!】エージェントが教える志望動機の組み立て方とは?

まずは志望動機の組み立て方を、「採用側の視点」を交えながらご紹介します。

志望動機の組み立て方2STEP

具体的な情報を加え、独自性と信ぴょう性のある応募理由を書く

まずは求人先の企業に応募した理由を記載します。
応募先に興味をもったきっかけ、他社にはない特徴・魅力を中心に記載できるとよいでしょう。

応募理由を書く際は以下のポイントを重視することが大切です。

  • 長期的に働く意思があることを示す
  • なるべく具体的に書く

採用側は採用した後、「長く働いてくれるか」を重視しています

昨今かかりつけ薬剤師の評価が高まっており、どの薬局もかかりつけ薬剤師を担える薬剤師を採用したいと考えています。
かかりつけ薬剤師になるためには、最低でも1年以上の勤務が必要であるため、すぐに辞めてしまうような薬剤師は、採用を渋ってしまうのです。

また、できるだけ具体的に記載することも重要です。

「貴社で地域の人々の健康に貢献できる仕事をしていきたい」という志望動機だと、求職者が心からそう思っているのか、無難な答えをとりあえず記載しているのか区別しにくいでしょう。
より具体的に、「一人暮らしの高齢者患者が多い」「高度医療を提供する病院が周囲に多い」「地域で医療・介護・福祉が一体となった包括ケアが推進されている」などと記載することで、その人の想いが伝わるようになります。

転職先の仕事にどう貢献できるかを記載する

次に、転職先の仕事にどう貢献できるかを資格や経験をもとにして記載しましょう。

その際は以下のポイントを重視することが大切です。

  • 具体的な資格や経験を根拠にどのような貢献・仕事ができるか書くこと

採用側は求職者がどれだけ企業の売り上げに貢献してくれるかを見ており、どのように貢献するかをわかりやすく伝えることが大切です。

志望動機に説得力をもたせるためには、これまでの経験・実績やもっている資格を根拠として示すことが重要です

また経験や実績を示す場合は「○○での△△の経験」のように具体的に記載することもポイントです。

採用担当者が納得できるような志望動機を作成しましょう。

2. 薬剤師が志望動機を書く際に気をつけたいNGな表現3つとは?

記載してしまうケースが特に多いNGな表現3つをご紹介します。

1. 人間関係がこじれてしまった

「人間関係がこじれてしまった」というネガティブな転職理由を記載してしまうことはおすすめしません。

ネガティブな転職理由を記載してしまうと、あなたにも問題を起こすような原因があるのではないかと思われてしまい、採用担当者にマイナスイメージを与えてしまいます。

同じような例として、「職場が嫌になった」「職場が遠い」といったネガティブな転職理由はマイナスイメージを与えてしまうので書くのは控えましょう。

2. 勤務条件や待遇など自分の都合を最優先

「給与や手当が充実している」のような勤務条件や待遇に関することを志望動機欄に書くことはNGです。
なぜなら自分の都合を最優先し、企業への貢献は二の次と考えている人だと評価されるためです。

他にも、「趣味と両立できる勤務時間が魅力的」のような自分の都合を優先するような表現は採用担当者に同様の印象を与えてしまうので、注意が必要です。

3. 成長したい

「成長したい」仕事に対して受け身だと取られてしまうため、あまりおすすめしません。

採用担当者からすると企業の目的は営利であるため、企業に貢献してくれる人を求めており、受け身な姿勢の人はマイナスイメージを与えてしまいます。

他にも、「研修・福利厚生が充実している」など、受け身に取られるような志望動機は避けた方がよいでしょう。

3. 薬剤師が気になる志望動機のQ&A

志望動機についてよく聞かれる質問に回答していきます。

Q. 年収を上げるためにできる志望動機のポイントはありますか?

A.年収を上げるためには企業が求めることを成し遂げるできることをアピールするのが重要です。

例えば、パートが多く在籍している薬局ではシフトの穴が空いてしまうケースが多発するため、空いたシフトに入ってくれる薬剤師を求めています。

そうした薬局では「シフトが空きやすい夜の時間も働くことができます」などと面接で伝えることによって、年収を上げてでも採用したいと思わせることができるでしょう。

他にも店舗を複数もっている場合は、「複数の店舗で柔軟に働くことができる」など、企業が求めていることを理解したうえで志望動機をつくるとよいでしょう。

Q. 子育て中なので、長時間シフトに入れません。どのような志望動機を書けばいいのでしょうか?

A. 子育て中で時間が取れないママ薬剤師は、長期的な目線で志望動機を書きましょう

「今は子育てをしているので、長時間働くことはできませんが、子供を保育園に入れたらシフトの数を増やすつもりです」

このように、一定期間が過ぎれば企業に貢献できるという意思を伝えることで、採用担当者にもいい印象を与えられるでしょう。
ですから、ママ薬剤師さんは長期的な目線で志望動機を書くことをおすすめします。

4. 薬剤師が履歴書に書いた志望動機を添削!

実際に転職された方が書いた志望動機をこれまで紹介してきた組み立て方やNGな表現に沿って添削しました。

薬剤師の志望動機

今までの経験を生かし、新規オープンの薬局で薬局の立ち上げを経験したかったからです。
一から新たな薬局のシステムづくりに関わることで、日々向上心をもちながら、やりがいを感じて働くことができると思ったからです。

この志望動機は「応募理由」「転職先の仕事にどう貢献できるか記載する」の構成のうち「応募理由」だけになってしまっています。以下の点を書くともっといい志望動機になるでしょう。

  • 「今までの経験」と書くだけではなく今までどのような経験をしてきたのか具体的に書く
  • 「今までの経験」がどのような点で新規店舗に貢献し、活躍できるのかという内容を組み込む

薬剤師の志望動機

ドラッグストアは調剤併設OTC販売の店舗だったが、人手不足のこともあり、まともな教育がありませんでした。

特に調剤業務については、薬歴の書き方など何も説明をしてもらえませんでした。
そのため自身で「薬歴の書き方」などの本を読み、薬歴の質を上げて内容を充実させようと思いましたが、「薬歴なんて書かなくていいから。そんな時間あるならOTCの品出しとか他の仕事を優先してやって。」と上司に言われてしまい、ほとんど薬歴を記載しない業務を続けていました。

このままではいけないと感じ、しっかりした調剤薬局で薬歴の記載の仕方など一から学びたいので調剤薬局を志望しました。

課題意識をもって働き、転職を決意したことはすばらしいのですが、「教育がない」など受け身な書き方や、「上司に言われてしまい」など職場への不満と捉えられやすい表現をしてしまっています。

以下のように修正をすると採用担当者にマイナスのイメージを与えずに志望動機を伝えることができるでしょう。

もっと調剤の能力を高めたいと思い、貴社を志望しました。
前職ではOTC業務がメインであったため、調剤の業務はほとんどやってきませんでした。

調剤のレベルを上げるために、「薬歴の書き方」などの本を読んで薬歴の質を上げようとしたものの、店舗の人手不足や企業の考え方によってOTCメインの業務から抜け出すことができませんでした。

薬歴の勉強に取り組んで調剤のレベルを上げ、貴社の売り上げにも貢献していきたいです。

5. 薬剤師の転職で知っておくべき履歴書の書き方

志望動機を完璧に書いたとしても、履歴書の正しい書き方やマナーが守られていなければ書類選考で落ちてしまう可能性があります

履歴書の書き方に悩んでいる人は「薬剤師転職で役立つ履歴書の書き方とポイント|志望動機の例文も紹介」を参考にしてみてください。
履歴書の書き方をパーツごとに分けていねいに紹介しています。

また、履歴書の構成がわからない人や、手書きで作成することに不安がある人は、履歴書作成ツールの利用をおすすめします。

ミライトーチでは、完全無料・会員登録不要で、フォームに沿って情報を入力していくだけで簡単に履歴書を作成できます。

作成した履歴書はPDF形式でダウンロードできるので、コンビニや家庭のプリンターでの印刷、メールでの送付にも便利です。

https://www.hop-job.com/resume/

6. 志望動機が不安な薬剤師は薬剤師転職エージェントに添削してもらうのがおすすめ!

「自分が書いた志望動機が採用担当者の目にマイナスに映らないだろうか」
いくらポイントを押さえてもこの不安は残りますよね。また、そもそも自分のキャリアから求人企業に貢献できる資格や経験が見つけられないと悩む人も多いのではないでしょうか。

転職エージェントは履歴書添削のプロ

志望動機の悩みを解決するのにおすすめなのが、薬剤師専門の転職エージェントに登録し、履歴書の添削を受けることです。

薬剤師専門の転職エージェントは薬剤師業界に精通しているため、あなたの志望動機が求人企業の望む人材像とマッチしているかどうか、しっかりと判断することが可能です。

また、キャリアアドバイザーとの面談によって、自分では気づくことができなかった自分のキャリアや能力、性格上の強みなど転職のヒントとなるようなことを見つけることができることもあります。

履歴書添削サービスを行っている薬剤師転職エージェント2選

履歴書添削サービスは全ての転職サイトが行っているわけではありません。当サイトでおすすめの転職エージェントを紹介します。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は履歴書添削の他にも面接同行やアフターフォローなども行っており、充実したサポート力が強みです。

サポートの質も高く、利用者満足度は5年連続No.1(「薬剤師の人材紹介サービス15ブランドにおける調査」楽天インサイト2019年10月)を獲得しているため、はじめての転職には欠かせない転職エージェントといえるでしょう。

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ファルマスタッフ

ファルマスタッフは履歴書添削だけでなく、履歴書と職務経歴書、それぞれの書き方見本のダウンロードサービスも提供しており、履歴書を買いに行かなくても履歴書を入手できます。また全国に支店があるため、どこに住んでいても添削を受けることができます。
履歴書に不安がある方にはおすすめです。

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<ココファーマとは>

仕事に悩む薬剤師のみなさまに向け、理想的な転職・復職・キャリアチェンジを実現するためのサポートをしているメディアです。

アンケートやインタビュー調査、現役キャリアコンサルタントを通した業界調査、現役薬剤師ライターによる記事制作を通じて、薬剤師の転職に関する「正しく、役に立つ情報」をお届けしていきます。


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