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株式会社トーカイ薬局が考える新しいカタチの薬局

「ひとのこころの、いちばん近くに。」を理念に掲げるトーカイ薬局。社員一人ひとりの意思を尊重し、働き方の多様性を広げるさまざまな取り組みを行なっている。かかりつけ薬剤師制度がスタートする以前から、いち早く地域住民の健康づくりに注力してきた。

特に月1で開催している健康料理教室は、10年以上前から続く人気イベントのひとつとなっている。料理をしながら楽しく健康豆知識も学べると、60〜70歳以上の参加者から大好評だ。

この記事に書いてあること

トーカイ薬局の健康料理教室は「楽しく学ぶ」がモットー

トーカイ薬局の後藤さん

トーカイ薬局で健康料理教室の講話を担当する、薬剤師の後藤由子さん。料理教室を開くうえで「なるべく難しい話はしない」「資料は配布しない」という、譲れない2つのポリシーがある。

「参加者に『今日は楽しかった』と思ってもらえたら、それで十分。楽しい時間を過ごしてもらいたいので、難しい話はほとんどしません。専門的な話ばかりだと、退屈じゃないですか」

後藤さんは、参加者との会話を楽しむために資料配布も廃止した。

「説明会とかセミナーに参加したとき、ついつい資料に目がいって、登壇者の話が耳に入らないことってありませんか? 健康教理教室を通して、薬剤師という立場から生活にちょっと役立つ健康知識をお伝えできたらと思っています。だから、薬剤師が一方的に話して、参加者は資料を読んで終わり、というパターンは絶対に変えたいと思っていたんです」

後藤さんが健康料理教室を担当するようになったのは、今から半年ほど前。健康料理教室の参加者は60〜70代の方が多く、顔ぶれも毎回ほぼ同じだ。そのため、最初の頃は「うまく溶け込めるだろうか」という不安や心配もあった。

「和気藹々とした雰囲気を壊すことなく、参加者と打ち解けられるか。話す内容よりも、声のトーンや問いかけのタイミング、表情をとにかく意識しました」

開催回数を重ねるごとに、参加者との距離も縮んでいった。それと同時に、「自分の選んだ情報が正しいのかわからない」といった相談が増えている。

料理教室を気軽に健康相談ができる場所に

トーカイ薬局の料理教室

「たくさんの情報が溢れている今、正しい情報の選択が必要です。とはいえ、ネットの情報だけを鵜呑みにするのはとても危険。飲み合わせが悪いと副作用が出たり、効果が低下したり、最悪の場合は命に関わることもあるんです。健康料理教室は、困ったとき気軽に相談できる場所でありたいとも思っています」

薬の専門家である薬剤師、栄養学に精通した管理栄養士。両者が登壇する健康料理教室は、参加者が健康相談する場としても重要な存在なのだ。

「ただ、参加者全員が、必ずしも健康や薬に関する専門的な話を聞きたいわけではないと思うんです。献立のレパートリーを増やしたり、仲良しの参加者と会話を楽しんだりしている方も多いのかなと。『健康料理教室=生き甲斐』と思ってもらえたら、一番嬉しいですね」

「こうあるべき」という常識に捉われず、「どうすれば楽しめるのか」を常に考えひたむきに挑戦し続ける後藤さん。新人時代に味わった辛い経験が、原動力になっているのだという。

薬剤師は向いていない。挫折が自分を強くしてくれた

トーカイ薬局の後藤さん2

「薬剤師になったばかりの頃、薬剤師としてのキャリアがすでにパターン化していました。大手薬局に入社して経験を積み、いずれは管理薬剤師や薬局長、主任といった役職に就く。側から見れば理想的なキャリアプランかもしれませんが、私が思い描く薬剤師像からはかけ離れていたんです。

前の職場では、『医療従事者なんだから声のトーンをもう少し落としなさい』とか、『薬剤師っぽく振る舞いなさい』と注意を受けたこともありました。まるで自分の存在を全否定された気がして、自信がなくなってしまったんです」

もしかしたら、薬剤師は向いていないのかもしれない。違う職に就いた方が良いのではないか……。薬剤師を辞めようと悩んでいた後藤さんの転機となったのが、現在勤務するトーカイ薬局との出会いだった。

薬剤師の多様性を広げていきたい

トーカイ薬局の後藤さん3

「トーカイ薬局に入社後、直属の上司に調剤業務以外の活動をしたいこと、地域貢献に興味があることを正直に打ち明けると、『挑戦してみよう』と背中を押してくれました。私の意見を真摯に受け止めてくれるその姿勢が、本当に嬉しかったんですよ。どんな大変な状況でも、トーカイ薬局の仲間と頑張って乗り越えていこうと思えたんです。

自分のキャリアイメージと会社のビジョンが違うのであれば、思い切って環境を変えてみればいい。環境を変えることは、逃げではありません。私自身、自分らしく仕事する気持ちを忘れなければ絶対に道は開けると思えるようになりましたから。

当時は、周囲が思い描く薬剤師としてのあるべき姿が理想だと勘違いし、期待通りに生きられない自分にモヤモヤしていたのかもしれません」

薬局以外の場所へも活動の幅を広げ、毎日がとても充実しているという。

「参加者から『後藤さんに会うと元気になる』といわれたときが、一番やりがいを感じられる瞬間。薬剤師としてだけでなく、1人の人間として認めてもらえたような気がするんですよね」

トーカイ薬局では現在、健康料理教室のほかにも、ウォーキングイベントや健康測定会など地域に向けたさまざまな取り組みを行なっている。

「門前医療機関に依存するのではなく、地域に密着した活動により一層力を入れていけたらと思います。エネルギーに満ち溢れた人と一緒に、何事にも前向きに挑戦できるチームを作れたら最高ですね。薬剤師だからこうあるべきという固定概念や変化を恐れず、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいと思います」

株式会社トーカイ薬局では、新卒・中途採用を行なっています。店舗見学会やセミナーも開催しています。自分のやりたいことができずに悶々としている方、新しいことに挑戦したみたい方は、問い合わせてみてください。

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