転職に失敗する薬剤師には共通点があった?今すぐできる成功のヒント

「薬剤師の転職は求人も多いし何とかなるよね」

確かに薬剤師は売り手市場ですから、転職が「何とかなる」のは事実です。

しかし「前の職場の方が良かった…」「ひょっとして私、転職に失敗した?」と後悔する薬剤師は意外に多いのです。

なぜ売り手市場のはずなのに、薬剤師は転職に失敗してしまうのでしょうか?調査の結果、ある共通点が見えてきました。

「次こそは職場選びに失敗したくない!」と考えるなら、この記事をぜひ最後までお読みください。理想の職場に少し近づけるはずです。

この記事に書いてあること


1.薬剤師は今でも売り手市場!仕事は選び放題?

まずは薬剤師の転職事情についてみていきましょう。 

冒頭でも触れた通り、薬剤師は転職に苦労しない職業です。

求人倍率をみると10.5倍で、これは薬剤師1人に対して、10件以上も求人があるということです。地域や経験にもよりますが、仕事は選び放題といえるでしょう。ちなみに一般的な職業の求人倍率は1.37倍です。

今後はさらに薬局数も増え、ドラッグストアの営業時間も延長しますから、薬剤師の需要は増していくはずです。そうなれば薬剤師はますます「仕事が選び放題」になっていくでしょう。

「仕事がない…」とため息をつく人が多い世の中で、薬剤師はかなり有利な立場にいる存在なのです。

2.売り手市場なのになぜ?多くの薬剤師が転職で失敗

薬剤師の転職失敗

ここまで読んで「良かった、やっぱり薬剤師は転職が楽なんだ!」と思いましたか?

その感想は間違っていないのですが、ぜひ見てほしいデータがあります。

当サイトが薬剤師を対象に行なったアンケート結果ですが、驚きの結果になりました。

薬剤師の転職失敗割合

なんと「転職に失敗したことがある」と答えた薬剤師が70%もいるのです。転職が楽な薬剤師なのに、意外な結果ですよね。

さらに具体的な体験談を聞くことができたので紹介します。

男性のアイコン30代男性

「転職で昇給すると思っていたのに…」

給与額に不満があったため「昇給は年に2回、ボーナスあり、成果次第では昇格もあり」という条件の調剤薬局を発見し、飛びつくように応募しました。無事内定を獲得したものの、入社してみると待っていたのは厳しい現実でした。

昇給があることは事実なのですが、お小遣いにもならない低い昇給額、そしてサービス残業も多く、遅くまでレジ締めや医薬品の在庫確認などの雑務がこなす毎日…。

「あれ、ひょっとして転職に失敗した?」と気づいたときには後の祭りでした。

女性のアイコン40代女性

「人間関係がここまで悪いとは…」

条件の良いドラッグストアに転職したのですが、結論からいうと大失敗でした。パートが多いのでチームワークも希薄で、人間関係も雰囲気も最悪。離職者も多く、一人ひとりにかかる負担は相当なものでした。
また主婦層のお客様が多いので、理不尽なクレームも日常茶飯事でした。
今は、毎日出口の見えない迷路にいる気分で過ごしています。

転職失敗の理由は、原因は条件面を優先しすぎて、職場環境や周辺の環境をまったく確認しなかったことだと思います。

女性のアイコン30代女性

「古株の事務から嫌味を言われ続け…」

結婚をするので産休育休をとれる職場が良いと思い、転職活動を開始しました。

個人経営薬局の面接で「産休育休は取得実績もあるし、問題ないですよ」と言われたので、安心して転職したのですが…。

しばらく経って妊娠した途端、古株の事務担当から「小さな薬局なんだから迷惑だ」と言われ、強いショックを受けました。それから産休に入るまで、ずっと嫌味を言われ続ける毎日。

産休育休制度があるという条件面だけに引っ張られてしまったので、他店への異動制度がある規模感の薬局を選ぶべきでした。

なぜ転職に失敗してしまったの?

薬剤師の転職は簡単といっても、これらの体験談のように転職を後悔してしまうようでは転職の意味がありません。

「条件面に引かれて転職してしまった」と語る3人の共通点は、転職が容易な薬剤師だからこそ目の前のことしか見ず、広い視野で職場をチェックしなかったことにあります

いわば内定獲得が転職のゴールになっていた、未来を見据えていなかったともいえるでしょう。これが失敗の理由です。

転職の本当のゴールは内定ではなく、理想的な条件で、楽しくやり甲斐をもって働き続けることです。

体験談の3人もそこに気づいて転職活動をしていれば、長く幸せに働ける職場が見つかっていたかもしれません。

薬剤師は転職が簡単というのは、あくまで内定獲得に限った話なのです。

3.転職失敗を回避するには?転職方法を比較してみた

では薬剤師が転職の失敗を回避し、最高の転職を果たすにはどうすればいいのでしょうか?

いくつかのポイントがありますが、転職活動のはじめの一歩といえる「仕事の見つけ方」についてみていきましょう。自分にはどれが合っているかイメージしながら読んでください。

紹介、ハロワ、転職サイト…薬剤師転職4つの方法

友人・知人に紹介してもらう

薬剤師は他職種にくらべ、紹介による転職が多い職業です。メリットとしては、知り合いを経由しているので極端なブラック企業に当たる可能性が低い点です。

一方のデメリットは、知人の紹介ということで気が緩むのか、雇用契約が曖昧なまま契約してしまうケースです。入社後に「話と違う!」というトラブルに発展するケースもあるようです。

ハローワークを活用する

ハローワークは国が運営する機関ですから安心感が得られます。しかし薬剤師の求人自体はそれほど多くはありません。

また職場の雰囲気を把握しにくいため、入社前後でギャップが生まれやすいという側面もあるようです。

求人誌や折込チラシの求人情報をチェックする

地域の求人誌や、新聞などに入っている求人チラシで薬剤師の求人を探す方法です。有効な手段ではありますが、どうしても「待ち」の姿勢になってしまうので、あくまで補助的な方法として捉えたほうが良さそうです。

転職サイトに登録する

転職サイトに登録し、専属のコンサルタント(エージェント)に転職をサポートしてもらう方法です。マイナビ薬剤師や薬キャリといったサイトを知っている方も多いでしょう。

自分の希望条件を伝えれば、コンサルタントがピッタリの求人を探してくれます。履歴書や職務経歴書の添削、面接日時のセッティングや年収の交渉などまで引き受けてくれる便利なサービスです。しかも無料で活用できます。

4.一番おすすめな転職方法は?

4つの方法を紹介しましたが、総合的に判断してもっともおすすめできるのは転職サイトの活用といえそうです。

友人・知人の紹介の場合、職場が自分のイメージと違っていた場合、選考の辞退はしにくいものです。なぜなら紹介者の顔を潰すことになってしまうからです。

またハローワークについては職場の人間関係や上司の性格、残業の実態などはほとんど見えません。

実は、これが転職失敗の第一歩なのです。「転職に失敗した…」と後悔するのは、入社前後のギャップが生み出すものだからです。求人誌や折込チラシの求人でも同様のリスクをはらんでいます。

一方で転職サイトなら、その懸念を払拭できる「ある特徴」があります。次の項目で詳しく説明します。

転職サイトをおすすめする理由は?

転職で重要なのは「その職場の実態を事前に把握すること」です。特に人間関係や職場の雰囲気、残業の実態などは入社しなければわかりませんよね。

これらが原因で今転職を考えている薬剤師も多いのではないでしょうか?

そこで転職サイトのコンサルタント(エージェント)が大きな意味を持つのです

転職サイトに登録すると、転職のプロであるコンサルタントが専属の担当としてサポートしてくれます。

コンサルタントは求人を出している企業や医療機関に訪問しているので、人間関係や職場の雰囲気を肌で感じています。それを求職者である薬剤師に教えてくれるのです。

ママ薬剤師なら「子育てに理解がある職場なのか」「急なお休みが取りやすいか」といったことが気になると思いますが、それも事前に把握できます。

「事前にこんな会社だとわかっていれば、転職しなかったのに!」というありがちな事態を事前に防げるのです。失敗を回避し、理想の転職を果たすためには転職サイトの活用がもっとも効果的といえるでしょう。

転職失敗談で紹介した3人も、コンサルタントにじっくり相談していればかなりの確率で失敗を回避できたはずです。

本記事の監修者も転職サイトを活用しました

この記事を監修している私も、以前薬剤師専門の転職サイトを活用したことがあります。そこまで期待せずコンサルタントさんと会ったのですが、とにかく親身に話を聞いてくれる姿勢がうれしかったですね。

ちょうど、薬剤師が患者さんの話をじっくり聞き、丁寧に薬の説明をするように、コンサルタントさんも私の立場になって真剣に相談にのってくれたようなイメージでした。

基本的な職務経歴書の書き方なども親切に教えてもらえたおかげで、理想的な企業から内定をもらえました。

今は笑顔で充実した毎日を過ごしています。

5.あなたにピッタリの転職サイトは?

転職サイトと一口にいっても複数存在しますので、どこに登録するかを決める必要があります。

その際「どれを選んでも同じでしょ?」とテキトウに選んではいけません。転職サイトはそれぞれサービス内容や強みが異なるので、選ぶべき転職サイトは人によって変わってくるのです。

選び方のコツをみていきましょう。

絶対に外せない転職サイト選びの3つのポイント

転職サイト選びのポイント

重要なのは以下3つのポイントです。

  • 保有している求人数
  • コンサルタントとのコミュニケーション方法
  • 対応のスピード感

保有している求人数は、多いほど選択肢が増えるので理想の職場が見つかる可能性が高まります。転職サイトを選ぶうえで大事なポイントになるでしょう。

コンサルタントとのコミュニケーション方法も大事なポイントです。転職サイトによって、直接会う対面方式と、電話方式の2種類に分かれるのです。

ちなみに、当サイトとしては「対面」のコミュニケーションをおすすめします。

電話よりも対面の方が、より深い情報をたくさん入手できるからです。

たとえば「ここだけの話、A薬局は離職率が高くて…」「B薬局はお局薬剤師がいて人間関係が…」といった話です。これらは対面だからこそ聞けるマル秘情報といえるでしょう。

対応のスピード感も忘れてはなりません。転職サイトによって「急ぎの転職型」「ゆっくり転職型」に分けられます。

求職者とコンサルタントの間でスピード感にズレがあると、絶対に転職はうまくいきません。

たとえば、あなたが「ゆっくり転職したい」と考えているのに、急ぎの転職型に登録してしまったら、コンサルタントのスピード感についていけず、急かされるような気持ちになってしまうでしょう。

もちろん逆のパターンもあり得ます。

おすすめの大手転職サイトを比較してみよう

求人数も大事ですが、人によってスタンスが分かれるのは「コンサルタントとのコミュニケーション方法」「対応のスピード感」の2つです。あなたのスタンスは決まりましたか?

これら3つのポイントを、大手の転職サイトで比較してみました。

     

おすすめの転職サイト 求人数 面談方法 対応のスピード感
マイナビ薬剤師マイナビ薬剤師 50,203 対面 ゆっくり
  • 圧倒的な求人数を保有しているため、駅チカ家チカ要望に対応可能
  • 全国14か所での対面面談は5年連続満足度No.1!
  • 履歴書の添削や面接同行・給与交渉などのトータルサポートに自信

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ファルマスタッフ 48,391 対面 ゆっくり
  • 年収700万円・時給4000円以上の高収入求人が毎日更新
  • 親会社が日本調剤なので調剤薬局の情報が豊富
  • 派遣求人を多数保有し、福利厚生も完備!

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薬キャリ
20,502 電話 急ぎ
  • 即日最大10件の求人を紹介
  • コンサルタントと電話で話すだけのスムーズな転職が可能
  • 「産休・育休取得実績あり」などママ薬剤師向け求人検索が充実

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※2018年10月現在。ココファーマ調べ

6.転職サイトをフル活用するためのヒント

転職サイトが決まったら、いよいよコンサルタント(エージェント)の力を借りて転職活動を始めます。

その前に、転職サイトを有効活用するため知っておくべきポイントが2つあります。とても重要なポイントなので押さえておきましょう。

転職の希望条件を整理し優先順位を付けておく

転職のコツ

薬剤師の転職失敗談としてありがちなのが「待遇に不満があったので給料の良い職場に転職したものの、今度は人間関係が最悪で困っている…」といったケースです。

それを防ぐためには、絶対に譲れない条件は何なのかを整理して優先順位を付けることです。

たとえ第一希望をかなえられたとしても、それ以外の不満が出てきたら転職に成功したとはいえませんよね。

そうならないためには第一希望だけでなく、自分が希望する条件をすべて洗い出すことです。

そして、第一希望、第二希望〜と順位を付けておくことがポイントです。「第四希望くらいなら多少妥協しても良い」といったビジョンが見えてくるでしょう。

優先順位がまとまっていると、コンサルタントとの面談がスムーズに進むというメリットもあります。

以下に、よくある希望条件を挙げました。優先順位を付けてみましょう。

【希望条件チェック表】

よくある希望条件 あなたの
優先順位
年収を上げたい
残業時間を減らしたい
人間関係を改善したい
スキルアップしたい
やりがい
福利厚生(産休育休など)

譲れない希望条件なら妥協は禁物

第一希望や第二希望など、自分にとって優先度が高い条件であれば妥協は避けるべきです。

「そんなことを言っても、妥協しない転職なんてありえないのでは?」と考えるあなたこそ、転職サイトを活用し、プロであるコンサルタントに相談すべきです。

「ちょっと理想が高すぎるかな…」と遠慮せず、一旦すべての希望条件をコンサルタントに伝えましょう。もし、「そのような条件の求人はありません」の一点張りで、条件の妥協を求めてくるようであれば良いコンサルタントとはいえません。

有能なコンサルタントであれば、どうすれば希望を満たすことができるのかを一緒に考えてくれます。

7.最高の転職を果たすために!求められる能力は…

ここまで紹介した通り、薬剤師の転職には自分に合った転職サイトを正しく選び、コンサルタント(エージェント)にサポートしてもらうのが重要です。

さらにもう一つ、理想の転職を果たすために大事なポイントをお伝えします。

求められる薬剤師になろう!

理想の職場に転職したいなら、受け入れ先である企業(薬局)から「ぜひウチに来てほしい」「ほかの薬剤師ではなく、あなたが欲しい」と求められる薬剤師になる必要があります。

つまり薬剤師としての市場価値を高めるということですが、そのためには3つの能力が必要です。

  • コミュニケーション能力
  • マネジメント能力
  • 高度な専門性

コミュニケーション能力

特に重視したいのはコミュニケーション能力(スキル)です。「いつも患者さんと話しているし、自信がある」という薬剤師も多いでしょう。

しかし今後、在宅医療やかかりつけ薬剤師の取り組みが広がることで、さらに踏み込んだコミュニケーション能力が必要とされるのです。

患者の話を聞く傾聴力、情報を引き出す雑談力、そして相手のニーズを的確にとらえた提案力…あなたは自信がありますか?調剤だけしていれば良い時代は終わりつつあるのです。

マネジメント能力

今後はマネジメント能力も重要なポイントになります。うまく組織をまとめ、新人教育もこなせる薬剤師は不足しているので、雇用側としてはノドから手が出るほど欲しい人材です。

高度な専門性

雇用する側にとって、高い専門性を持っている薬剤師は貴重な存在です。たとえば緩和ケア、がん、糖尿病など特定の領域での調剤経験・知見を持った薬剤師です。さらに地域に密着した在宅医療などに特化しているのも立派な専門性です。

これらの能力を持っていれば理想の職場への転職も難しくはありません。

ポイント

雇用側に求められるということは、患者から、そして社会から求められる薬剤師だということです。

そんな薬剤師になれたら、毎日やり甲斐を持ち、輝いた毎日を送れそうですよね。これこそが「転職を成功させること」だといえるでしょう。

8.薬剤師の転職「これが知りたい」Q&A

ここからは転職に不慣れな薬剤師が疑問に思うポイントをQ&A形式で解説していきます。

【Q1】薬剤師の転職の流れは?何から始めればいいの?

転職活動の一連の流れをまとめました。転職サイトに登録してから働き始めるまでのイメージをつかんでください。

まずはサイトに登録、コンサルタントに希望を伝える

転職サイトに登録するとコンサルタント(エージェント)から連絡があります。面談や電話で希望条件を伝えましょう。「こんな好条件の職場はあるわけないよね…」と決めつけず、まずは希望をぶつけてみるのが大事です。

求人紹介

コンサルタントから希望条件に合う求人をいくつか紹介してもらいます。メールで送られてくることが多いようです。

書類作成・応募

企業に応募するための履歴書を用意し、コンサルタントを通じて応募します。書類作成に不慣れでも、コンサルタントがサポートしてくれるので安心です。

書類選考・面接

書類審査を通過したらいよいよ面接です。志望動機やこれまでの経験を聞かれるので、コンサルタントから事前にアドバイスをもらっておきましょう。薬局やドラッグストアの場合、面接は1〜2回行なわれます。

内定・条件交渉

面接後、3〜7日ほどで合否の連絡が来ます。内定をもらったけれど条件に不満がある、という場合はコンサルタントに条件を交渉してもらいましょう。

入社時に決定した年収額は今後の収入額に大きく影響してくるので、可能な限りアップさせておきたいところです。

退職調整・新しい職場で働く

内定を承諾したあとは現職の上司に退職の意思を伝え、退職日を調整しましょう。ここで大事になるのが「立つ鳥跡を濁さず」の精神です。しっかりと引継ぎを行ない、残るメンバーが困らないようにしましょう。

それらが済んだら、いよいよ新しい職場での仕事がスタートします!

【Q2】円満退職をするにはどうすればいい?

薬剤師不足が続く今、退職時には引き止めにあう可能性もあるでしょう。予想外のトラブルに発展するリスクもあるので、以下のポイントを押さえておきましょう。

退職1ヶ月半前には職場に伝える

民法上は2週間前までに退職を申し出ればよいのですが、後任薬剤師への引継ぎを考えると1ヶ月半前には伝えておくのがベターです。

連絡が遅くなるほど円満退職は遠のいてしまうでしょう。

退職の理由は本音を言わない

「やりがいがない」「○○さんが嫌いだから」など、あまりストレートな言い方をしてしまうと悪評が広まる恐れもあるので「円満に、まるく収める」ことを意識してください。薬剤師業界は意外と狭いものですから、噂が新しい職場に届いてしまうかもしれません。

また「年収が低いから辞めます」と伝えてしまうと、年収を上げるから辞めないでほしい、と懇願される可能性もあります。それほど今は薬剤師不足が深刻なのです。

無難に「キャリアの幅を広げたいので」と伝えましょう。

【Q3】転職回数が多いと選考が不利になる?

薬剤師は売り手市場なので、ほかの職種にくらべて転職回数が不利に働くことはあまりないようです。

具体的にいうと、30代なかばで2〜3回程度の転職回数なら採用に響くことはないと考えられます。それ以上に転職経験がある薬剤師だとしても「まったく内定がもらえない…」というケースは珍しいでしょう。

ただし、これらはあくまで一般論です。今までの経験や一社あたりの就業期間によって許容される転職回数は異なります。

さらに詳しく転職回数の影響や面接対策について知りたい方は、「転職回数の多い薬剤師は転職に有利?ピンチをチャンスに変える方法!」をご覧ください。

【Q4】一年のうちで転職に適した時期はある?

「自分が何を重視するか」によって適した時期は変わってきます。

たとえば「豊富な求人の中から職場を選びたい」という観点で見れば、3〜4月は求人数が多くなるのでおすすめといえます。

「ボーナスをもらってから転職したい」というケースであれば、当然ボーナス支給後の1月、7月がおすすめの時期となります。

ほかにもどんな観点があるのか知りたい方は「薬剤師の転職時期はいつがベスト?専門家に聞いたおすすめ時期3選をご覧ください。

【Q5】転職で失敗するケースってどんなケース?

薬剤師が転職に失敗するケースとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 選択肢が少なく、条件を妥協したケース
  • 転職後のギャップに悩まされるケース
  • 転職を急ぎすぎたケース

選択肢の少なさ、転職後のギャップを回避したいなら、ここまで説明してきた通り転職サイトのコンサルタントに相談すれば解消できます。

急ぎすぎたケースに関しては、自分に合った転職サイトを確実に選べば回避できます。

9.転職初心者に自信を持っておすすめできる転職サイト

ここまで「薬剤師の転職」について見てきました。

このテーマだと、最終的に「理想の転職を果たすためには転職サイトを使うべき」という話に行き着いてしまいます。

転職の失敗を避けるためには転職サイトのコンサルタント(エージェント)という優秀で頼りになるサポーターが必要なのです。

転職失敗を回避したいなら、まずは気軽に転職サイトに登録してみましょう。

当サイトが自信を持っておすすめできる転職サイトを紹介します。

コンサルタントとのコミュニケーション方法が電話か対面か、スピード感が自分に合っているかを確認したうえで、自分に合った転職サイトを選びましょう。利用はすべて無料です。

マイナビ薬剤師

運営会社 株式会社マイナビ
コミュニケーション方法 対面
対応のスピード感 ゆっくり
派遣求人の取り扱い なし
調剤薬局求人 33,395
ドラッグストア求人 14,786
病院求人 2,520
企業求人 284

マイナビ薬剤師は大手人材紹介会社マイナビが運営する薬剤師専門の転職サイトです。長年人材業を扱ってきたノウハウを生かして、全国の求人を網羅し豊富な求人を保有しています。特に大手の企業やドラッグストアなどとのパイプが非常に強いので、これらを志望する方は絶対に登録すべきです。

またコンサルタントがすべての職場に足を運んでいるため、求人情報には記載されない職場の人間関係や雰囲気などの情報をより詳細に知ることができます。

職場見学や面接同行などのサポートも充実しており、5年連続利用者満足度No.1を獲得しています。登録しておいて間違いないサイトといえるでしょう

マイナビ薬剤師に無料登録する

ファルマスタッフ

運営会社 株式会社メディカルリソース
コミュニケーション方法 対面
対応のスピード感 ゆっくり
派遣求人の取り扱い あり
調剤薬局求人 33,395
ドラッグストア求人 43,378
病院求人 2,131
企業求人 108

ファルマスタッフは親会社が大手調剤薬局チェーンの「日本調剤」なので、調剤薬局求人や業界情報が豊富で、今回紹介している3社の中ではダントツの求人数です。さらに各調剤薬局とのパイプも強く、調剤薬局に転職を考えている薬剤師は是非登録したい転職サイトです。

また「年収700万円以上」「時給4000円以上」など好条件の求人が豊富です。求職者と直接会うことで転職のミスマッチが非常に少なく、企業からの信頼を獲得しています。その結果「ファルマスタッフさんなら…」と、同じ職場でもほかの転職サイトよりも良い条件で求人が集まることも多いのです。

ファルマスタッフに無料登録する

薬キャリ

運営会社 エムスリーキャリア株式会社
コミュニケーション方法 電話
対応のスピード感 急ぎ
派遣求人の取り扱い あり
調剤薬局求人 17,662
ドラッグストア求人 3,520
病院求人 1,128
企業求人 131

エムスリーグループであるため、病院や製薬会社など医療現場との太いパイプを持っています。病院や製薬会社は求人数が少ないため、求人がない場合は直接電話して求人がないかを確認もしてくれます。

また求職者対応を電話に絞り、効率的な転職サポートも大きな特徴といえます。最短3日での転職支援実績もあるほどなので、「今すぐ転職したい!」という方にはおすすめできる転職サイトです。

薬キャリに無料登録する

リクナビ薬剤師

運営会社 株式会社リクルートメディカルキャリア
コミュニケーション方法 電話
対応のスピード感 急ぎ
派遣求人の取り扱い なし
調剤薬局求人 35,761
ドラッグストア求人 11,353
病院求人 2,768
企業求人 175

リクナビ薬剤師は大手人材業界のリクルートが運営しているため、人材紹介のノウハウ蓄積は群を抜いています。

長年培ったノウハウはもちろん、企業とのパイプも強いため、年収や待遇などの条件交渉にも定評があります。

またリクナビ薬剤師が保有する非公開求人には、好条件の求人が多いことで有名です。登録すると、ほかの転職サイトでは紹介してくれないような「お宝求人」が見つかるかもしれません。

リクナビ薬剤師に無料登録する

ファーマキャリア

運営会社 エニーキャリア株式会社
コミュニケーション方法 通常は電話
対応のスピード感 ゆっくり
派遣求人の取り扱い なし
調剤薬局求人 13,679
ドラッグストア求人 1,540
病院求人 1,927
企業求人 27

ファーマキャリア最大の特徴といえば「求人を作る」という発想のオーダーメイド求人です。

通常の人材紹介であれば、保有している求人ありきで、そこに薬剤師を当て込んでいくのが普通です。

オーダーメイド求人はその常識を破り「まず求職者の希望ありきで、条件を提示できる職場とコンタクトをとって新たな求人を作り出す」ことで理想の求人を提供してくれるのです。

所属するコンサルタントも、大手人材紹介会社でトップの成績を誇っていた優秀な人材がそろっています。条件交渉力も高く、安心して転職をサポートしてもらえるでしょう。

ファーマキャリアに無料登録する

転職サイトの特徴をさらに詳しく知りたい方は「薬剤師の転職サイト16社徹底比較!2019年版おすすめランキング」の記事をご覧ください。


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